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日産、新型「アルティマ」初披露 後退時、危ないと自動ブレーキ(1/3 ページ)

» 2018年03月29日 17時26分 公開
[ITmedia]

 日産自動車は3月29日、セダンの新型「アルティマ」を「ニューヨーク国際自動車ショー」(3月30日〜4月8日)で初披露すると発表した。上位グレードには、高速道路の単一車線での自動運転技術「プロパイロット」に加え、後退時に車両後方の物体を検知し、必要に応じてブレーキをかける機能を搭載する。2018年秋に米国で発売する。

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 新機能「リアオートマチックブレーキ」は、低速での後退時に物体を検知すると、運転席の表示と警告音でドライバーに注意を促す。それでもドライバーのブレーキ操作が不十分な場合や、衝突するリスクがあると判断した場合、再び表示と警告音を出し、より強いブレーキを作動させるという。

 ルームミラー前方のカメラが道路脇の制限速度表示を検知し、ドライバーに知らせる「トラフィックサインレコグイニション」や、歩行者検知機能が付いたエマージェンシーブレーキなど、安全運転をサポートする機能を充実させた。

 新型は「アルティマ」ブランド初の4輪駆動モデル。エンジンは、全グレードに新型2.5L4気筒エンジンを搭載し、上位グレードは可変圧縮比ターボ「VCターボ」を採用した2.0L直列4気筒エンジンも設定する。

 車載システム「Apple CarPlay」と「Android Auto」に対応した「NissanConnect」を全グレードに標準採用する。音声アシスタント機能「Siri Eyes Free」や「Google Assistant」を使って操作が可能。NissanConnectの専用スマートフォンアプリを活用し、ウェアラブル端末「Apple Watch」「Android Wear」などと連動させると、遠隔操作でエンジン始動と停止、ロック解除などができる。米Amazon.comの音声アシスタント「Alexa」にも対応する。

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