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「ハイ、メルセデス」で起動、音声で指示 メルセデス・ベンツが新型「Aクラス」日本発売(1/2 ページ)

» 2018年10月18日 18時12分 公開
[ITmedia]

 ドライバーが「ハイ、メルセデス」と呼び掛けると、目的地の設定、音楽の選曲などを音声で行える――メルセデス・ベンツ日本は10月18日、そんな機能を搭載する新型「Aクラス」を発表した。同日から予約を受け付け、12月以降の納車を予定している。322万円(税込)から。

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 メルセデス・ベンツとして初めて、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)を搭載する。音声認識機能は、目的地の設定、通話、音楽の選曲、メッセージ入力・読み上げの他、空調や照明の調整などにも対応する。「温度24度」など具体的な指示ではなく「暑い」といった遠回しな表現であっても、指示内容を理解して温度を下げるという。

 人工知能(AI)技術を活用し、ドライバーが次に何をしたいかを予測する機能も搭載する。例えば、定期的に決まった番号へ電話をするドライバーには、その時刻になるとディスプレイに相手の電話番号を「おすすめ」として表示。ナビゲーションシステムでは、ドライバーがよく通行するルートを検知すると、そのルートを使う目的地への案内をバックグランドで用意。ナビゲーションの画面に「おすすめの目的地」を表示する。

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