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ネコを見守る首輪型デバイス「Catlog」、Makuakeで登場

» 2018年10月29日 10時00分 公開
[松尾公也ITmedia]

 スペイン語で「ネコの尻尾」を意味する新会社RABOがネコ専用の首輪型活動量計を開発中だ。

 人間であればApple Watchをはじめとするウェアラブルなアクティビティーモニターデバイスによって健康な状態を保っているかを確認できるが、飼いネコのためのそうしたデバイスはまだ販売されていない。

 そこで登場したのがRABOの首輪型ウェアラブルデバイス「Catlog」だ。人間が手首に巻く活動量計のようにネコの首に巻き、3軸加速度センサーによって、寝ているか、走っているか、歩いているか、水を飲んでいるか、餌を食べているかを判断。飼い主はリモートからネコの活動の様子を知ることができる。

photo Catlog

 Catlogにより取得したデータは機械学習により分類に割り当てられる。多くのCatlogが集めたデータが獣医との協力によって詳細な状態が判断できるようになり、活動状態に不審な点があれば警告が発せられるようになるという。トイレや嘔吐なども判断ができるようになる予定だ。

 CatlogはPendantと呼ばれる本体と首輪ベルトから構成され、首輪ベルトは大きさや色など様々なオプションが提供される。Pendantの充電はWi-Fi機能を持ったハブで行い、充電による熱が収まってから満充電通知されるよう、ネコに対する配慮がされているという。ハブには温度センサーもついており、部屋の温度がアプリで報告される。

photo Catlogの本体をハブに巻きつけて充電する

 Catlog本体と首輪、ハブを含んだ価格は一般販売時には1万4800円(税込)を予定。Makuakeでは22%ディスカウントの1万1500円(税込)で提供される。多頭飼いのための追加Catlog(ハブなし)は6000円(税込)。スマートフォンアプリには3つのプランがあり、月額無料の「覗き見プラン」、有料の「見守りプラン」、そして他のネコとの比較ができる「猫バカプラン」が用意されている。価格は200円から400円、当初はiPhoneのみで、Androidは随時対応予定。

 出荷は2019年8月中を予定している。目標金額の30万円は既に達成している。

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