台湾E Inkは11月30日、東京で開催された「Connected Ink 2018」で、紙への手描きに近い感覚で使えるという新しいフィルム技術「JustWrite」を発表した。
TFTやバックライトを使わずに、紙に近いレイテンシのない自然な手描き体験を提供するという。このフィルムは曲げることもでき、どんな形にも成形できる。最大横幅は3フィート(約91.4センチ)。スタイラスで、ペン、ブラシ、マーカー、スタンプなどのスタイルで書き込める。
利用するのに必要なのはスタイラスと超低消費電力のみ。具体的な製品についての発表はないが、デジタイザもオプションで使えるので、小型の手描きメモパッドのようなものに採用されるのだろう。
デモの様子をVimeoの動画で見ることができる。
【訂正履歴:2018年12月3日午前11時5分 初出時、最大横幅を約7.6センチとしていましたが、正しくは3フィート(約91.4センチ)でした。おわびして訂正いたします。】
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