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» 2019年01月07日 16時40分 公開

CES 2019:1500万円のIoT自転車、Cerevoが発売 全身を採寸して完全カスタマイズ 金属3Dプリンタで製造

Cerevoから1500万円のIoTロードバイク「ORBITREC」が登場。10台限定で生産する。オーナーの全身をくまなく採寸し、最適な形状でフレームを製造するオーダーメイドバイクだ。

[ITmedia]

 IoTベンチャー企業のCerevoは1月7日、1500万円(14万ドル)のIoTロードバイク「ORBITREC」を10台限定で生産すると発表した。オーナーの全身をくまなく採寸し、金属3Dプリンタを使って最適な形状でフレームを製造するオーダーメイドバイク。センサーを内蔵し、走行中の精密なログを取得・分析できる。「Consumer Electronics Show」(CES、米ラスベガスで1月8日に開幕)に展示して来場者に試してもらい、その場で購入希望のウェイティングリストに先行登録できる。

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 スマートスポーツ用品ブランド「XON」(エクスオン)の新製品。チタン焼結型3Dプリント技術とカーボンファイバーチューブを組み合わせた構造で、本格的なレースで使える軽量フレームという。

 人間の骨の内部構造を真似た「ラティス」と呼ばれる特殊構造を造形部内部に多数配置。チタンジョイント部が1本の線でつながっているように見えるラインマネジメントを施した。デザインは柳澤郷司氏が手掛けた。

 9軸センサー(加速度・角速度・地磁気)、温度、気圧、照度、GPSを内蔵し、走行中の精密なログを取得・分析できる。傾きや衝撃などフレームの状態も取得。GPSによる走行ログと組み合わせることで、過去の走行履歴を車体の情報とともに振り返り、分析できるという。BluetoothとANT+を搭載し、ANT+対応センサーのデータを記録しながらスマートフォンと連携できる。

 同機のほか、同社のスマートサイクルデバイス「RIDE-1」から収集したデータを解析し、ライディングがより安全で楽しくなる情報をフィードバックする専用解析サーバも開発した。

画像 「RIDE-1」の画面

 オーナーを日本に招待して採寸し、その数値をもとにフレームを設計・製造する。製造には最短約1カ月かかるという。完成するとオーナーを再度日本に招待し、改めて納車する。価格には、採寸・納車時の渡航滞在費が含まれている。

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