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「ムーアの法則」50年の進化を車のエンジンに例えると?過去を振り返らないインテルだけど、これだけは別(2/2 ページ)

ムーアが集積回路を構成する半導体の数が“1年で2倍”と唱えてから50年。50年間守り続けた進化ペースを車で例えると“とんでもないこと”なのがよく分かる。

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プラットフォームを含めた進化もムーアの法則がもたらす

 インテル執行役員技術本部本部長の土岐英秋氏は、インテルが進めてきたプラットフォームの変遷を紹介した。デスクトップPCのCPUとチップセットを提供していた時代から、CPUとチップセットに加えてワイヤレスネットワークや電力管理などプラットフォーム全体でモバイルコンピューティング環境を提供したCentrino、さらに、現在のクラウドサービスを中心としたモバイルコンピューティングと進化していることを示したほか、CPUのパッケージ技術の進化や、vProのようにハードウェアとソフトウェアを連携したプラットフォームの提供などにも言及している。

 また、マンマシンインタフェースについては、テキスト中心のCUI時代からアイコンとマウスによるGUI、そして、タッチパネルを使った操作から、音声認識、Realsenceで訴求している各種センサ(3Dカメラなど)を利用した直感的操作を開発を進めていることも挙げている。

「Centrino」「vPro」など、CPUやチップセットだけでなく、ネットワークやソフトウェアと連動したシステムプラットフォームも進化させてきた(写真=左)。CPUのパッケージも進化している(写真=右)

これは拡張カードじゃない。CPUだ

 説明会会場では、1971年から登場した4004から第5世代Coreプロセッサー・ファミリーまで、インテルが投入してきたCPUを並べたパネルを展示していた。

1971年にインテル最初のCPUとして登場した4004

右)

80386(写真=左)に80486(写真=右)

Pentium(写真=左)にPentium Pro(写真=右)

Pentium II(写真=左)にPentium III(写真=右)

Pentium 4(写真=左)にCore 2 Duo(写真=右)

インテルは2015年の夏季休暇期間(時期未定)の2週間に「ムーアの法則」50周年記念展示を科学技術館で行う予定だ

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