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PCユーザーの約9割が表計算ソフトとワープロソフトを所有

» 2004年09月13日 17時28分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は9月13日、PCソフト利用に関する意識調査の結果を発表した。調査対象は、自分のPCを所有している15歳以上のインターネットユーザー300名。

 複数回答形式で、所有PCにインストールされているソフトの種類をたずねたところ、9割半ばの人が「インターネット閲覧」と「メール送受信」、9割弱が「表計算」と「ワープロ」を、次いで6割半ばの人が「ユーティリティ(ウイルス対策、ファイル管理など)」を挙げた。また、5割以上が「年賀状作成」、「音楽再生・DTM」、「デジカメ関連」と答えている。

 年齢別で見ると、29歳以下の所有が目立つのは「音楽再生・DTM」で、30代より2ポイント、40歳以上より16ポイント高い。また、30代は「年賀状作成」(7割)がトップ5に入り、40歳以上は、「住所録・スケジュール管理」(ほぼ6割)が他の年代より16〜23ポイント高く、「デジカメ関連」(6割半ば)はもっとも所有率が高かったという。

 「この1年以内に、無料のパソコンソフトを何本インストールしたか?」との問いでは、「5本以上」がほぼ3割、「3、4本」が1割強、「1、2本」がほぼ1割。逆に、各年代ともに「インストールしていない」が最多回答となっており、29歳以下で4割、30代と40歳以上はいずれもほぼ5割となった。「インストールした」と答えた人に、「もっとも最近インストールした無料ソフト」を質問すると、「ゲーム」、「ユーティリティ(ファイル圧縮解凍/ウィルス対策など)」、「音楽・動画再生」が目立った。

 「1年以内に、購入した有料のパソコンソフト本数」は、「1本」が2割弱、「2、3本」が1割半ば、「4本以上」が5%だった。一方で、29歳以下および30代の各6割半ば、40歳以上のほぼ6割は「購入していない」と答えている。ソフト購入者が「もっとも最近購入した有料ソフト」では、「ウィルス対策」が目立ち、具体的には「ウイルスバスター」、「ノートンインターネットセキュリティ」、「ウイルスセキュリティ」などが挙がった。

 「使いこなしたいと思うパソコンソフトの種類」を複数回答形式でたずねたところ、各年代ともに「表計算」が1位となった(29歳以下ほぼ5割、30代5割弱、40歳以上3割半ば)。また、全体では、「ワープロ」(3割強)、「グラフィック」(ほぼ3割)、「動画編集」(3割弱)、「ウェブ作成」、「デジカメ関連」(各2割半ば)が続いた。

 なお、回答者の6割は、Windows XPユーザーとのこと。

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