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NDSとPSP、人気はPSPがややリード?

» 2005年02月28日 16時07分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は2月28日、携帯ゲーム機に関するアンケート調査の結果を発表した。

 調査では特に、任天堂の「ニンテンドーDS」(NDS)と、ソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション・ポータブル」(PSP)を取り上げ、その所有/利用状況や今後の意向についてたずねた。調査対象は、10〜39歳のインターネットユーザー1000人。

 NDSとPSPの購入状況をたずねたところ、いずれの機種についても「購入した」と回答したのは各6%だった。

 購入理由は、PSPの場合、「携帯ゲーム機でムービーが見たい」「画面がとてもきれいだから」など。一方、NDSは、「タッチパネルと二画面が魅力だったから」「任天堂は“はずれ”がないから」「旧タイプのソフトも使えるから」などが挙げられた。

 購入者に「専用ゲームソフトの購入時期」をたずねると、NDS、PSP共に、8割半ば〜9割が「ゲーム機本体の購入と同時」と回答。専用ソフトの購入総数は、PSPの場合、「2本」が4割半ばでもっとも多いが、ニンテンドーDSの場合は「1本」が4割半ばで多かった。

 NDSとPSPを購入していない人を対象に購入意向をたずねたところ、条件付きも含めて購入意向があるのは、NDSで2割、PSPで3割強。いずれのゲーム機も、若年層ほど購入意欲は高いという。

 一方、「買いたくない」と購入意向のない人は、NDSについては5割強、PSPで3割半ばいた。理由としては、NDSが「PSPのほうがいい」「欲しいソフトがない」「子どもっぽい」など、PSPに対しては「不具合がある」「PS2で十分」などが挙げられた。

 このほか、携帯デバイスとして「携帯電話」「PHS」「PDA」を取り上げ、所有率を調べたところ、9割強が携帯電話上を所有していた。また、携帯電話所有者の6割強が携帯電話の「ゲーム機能を利用している」と回答している。

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