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携帯電話ユーザーの半数以上がゲーム機能を利用

» 2004年06月21日 16時59分 公開
[ITmedia]

 インフォシークと三菱総合研究所は、「第9回携帯電話コンテンツ/サービス利用者調査」の結果を発表した。

 同調査は、5月25〜28日の期間、15〜59歳の男女を対象にWeb上で実施され、回答者は2046人(男性49.9%、女性50.1%)、そのうち携帯電話利用者は1809人(回答者の87.7%)だった。質問内容では、「携帯電話を利用したゲーム」と「通信料定額サービス」を主なテーマとしてとりあげた。

 調査結果によると、携帯電話でゲームをした経験がある回答者は55.1%で、その約3分の2は、ゲームボーイアドバンスなどの携帯型ゲーム機でもゲームをした経験があった。

 携帯電話だけでゲームをしている回答者の4割弱は、携帯電話ではじめてゲームに触れた層であるが、携帯型ゲーム機を購入し、さらにゲームを楽しもうとする意向は必ずしも高くないという。

 その一方で、携帯電話と携帯型ゲーム機の両方を使っている回答者は、平日を中心とした短時間のゲームには携帯電話、休日を中心とした長時間のゲームには携帯型ゲーム機といったように、両者を使い分けている傾向が見られる。

 通信料定額サービスの利用意向に関しては、性別や年齢層にかかわらず極めて高く、約7割以上が利用、あるいは利用を前向きに考えるとしながら、実際の利用にあたって、料金プランや対応端末などの制約があることは、それほど認知されていない状況であった。

 このほか、有料コンテンツの利用状況では、多くのコンテンツにおいて、前回調査よりも利用率が下回る結果になったとしている。

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