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「子供にも携帯」理由トップは「緊急時に連絡がとれるように」

» 2005年04月12日 19時12分 公開
[ITmedia]

 サーベイリサーチセンターは4月12日、子供の携帯電話利用に関する調査結果を発表した。調査対象は、子供を持つ20〜50代の既婚男女で、有効回答数は510人。

 これによると、子供が携帯電話を所有していると答えたのは全体の27.6%。年代別では小学校入学以前が1.6%、小学生低学年16.7%、同高学年30.5%、中学生69.1%、高校生94.7%、大学生以上は100%だった。

 初めて携帯電話を持たせた時期をたずねたところ、小学生低学年以下16.3%、同高学年24.8%、中学生27.0%、高校生27.7%、大学生以上4.3%となり、小学生以下で携帯電話を持たせた親が4割を占めた。

 携帯電話を持たせた理由のトップは「緊急時に連絡がとれるように」で57%。2002年の調査で同じ回答をした割合と比べて、23ポイントも増加しているのが目立つ。

 料金は78.0%で親が支払い、子供が自分で払っているのは17.0%。中学生までは、ほぼ100%親が負担している状況だ。また、料金の平均は6261円。小学生以下では2717円だが、中学生になると6429円に急増した。

 いまは子供に携帯電話を持たせていない親が考える「持たせたい時期」は高校生で32.8%。一方、「持たせたくない」と答えた人は7.9%にとどまる。持たせたい理由は、78.1%と大多数が「緊急時に連絡がとれるように」を挙げた。

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