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仕事用の携帯が会社支給、という幸福な人は2割強

» 2005年05月18日 19時54分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は5月18日、携帯電話に関するアンケート調査の結果を発表した。

 同調査は、ビジネスシーンにおける携帯電話利用の動向を探ると共に、NTTドコモのビジネス向けFOMA端末「M1000」(関連記事)を取り上げ、その製品評価と利用意向などをたずねた。調査対象は、20〜59歳で、携帯電話を所有している経営者・会社員(パート・アルバイトは除く)・公務員のインターネットユーザーで、有効回答数は300人。

 これによると、仕事に使う携帯電話を職場から支給されている割合はわずか2割強で、6割弱の人は自分の所有端末を利用していることがわかった。

 職場以外の場所で、仕事のためのメール送受信やWeb検索を「よくする/たまにする」人は全体のほぼ半数だが、その際に携帯電話を利用するのは約2割で、8割近くの人はPCを利用すると答えている。

 携帯電話による1日あたりの平均メール受信数をたずねたところ、3割強が「2件以下」と回答。一方で、「7件以上」と答えた人は2割強だった。

 また、携帯電話を使っての1日あたりのインターネットコンテンツ利用時間は、「3分未満」がほぼ3割。さらに、3割強は「コンテンツは利用しない」としている。

 「所有する携帯電話を使いこなせているか?」という質問では、20代の4割強が「使いこなせている」と答えたのに対して、50歳以上では2割半ばと差が出た。

 今後、携帯電話・PHSを購入する際に重視したいポイントでは、6割強が「購入価格」と答えトップ。次いで、5割弱が「本体の大きさ・重さ」を挙げている。

 次に、M1000の製品特徴を説明した上で、項目ごとに100点満点で評価を行ってもらった。「機能」と「コンセプト」については、それぞれ3割強の人が80点以上とし、また、「メーカー」もほぼ3割が80点以上と評価している。しかし、「価格」については、6割半ばが30点以下ときびしい採点を下した。

 M1000の機能に「魅力を感じる」と答えたのは3割弱。一方で、4割半ばは「感じない」とし、「不必要」「高価すぎる」などの理由を挙げた。

 利用意向をたずねたところ、「自分で購入しても利用したい」人はわずか6%だが、6割弱は「職場で支給されれば利用したい」と回答している。

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