「AIで試行錯誤」の現場から
ChatGPTの「deep research」に「働きやすいIT企業TOP10」を聞くと……あなたの会社、AIにどう見られていますか(1/2 ページ)
2月3日のリリース以来、その性能が話題になり続けているChatGPTのリサーチ機能「deep research」。すでにいろいろな使い方が模索されている他、ITmedia AI+でも「ChatGPTの『deep research』で“自分の評判”を調べると……背筋が冷えた」といった記事で利用法を報じた。しかし、さらにいろいろな使い方を試すうちに、また一つ背筋の冷える使い方を見つけたので、紹介する。
AIが考える「働きやすいIT企業TOP10」
とはいっても、難しいことはしておらず、記者がやったのはただ企業について調べるだけ。ただし「安定した収入と働きやすさが両立した、日本のIT企業TOP10をまとめて。ブラックな職場を避けたいので、SNSや第三者による評判を重視して」という条件(プロンプト)を付けた。つまり「働きやすいIT企業ランキング」をAIに作らせたのだ。質問に対し、ChatGPTは画像のように返した。
改めて「業種は問いません。働きやすさの優先度は表記の通りにお願いします。情報は、公式サイトを優先しつつ、第三者の評価を重視してください。給与水準は600万円以上でお願いいたします」と返事する。で、帰ってきた結果がこれだ。
ご丁寧に平均年収と残業時間、有給取得日数までまとめて表にして提示してくれた。これで、どの企業がどれくらいの年収を得られて、どの程度残業しなくて済むか、一切手を動かさずに一目瞭然だ。
さらに各社について、SNSなどの評判をまとめた情報を提示してくれた。例えば4位の伊藤忠テクノソリューションズについては、ホワイトな一方で「社員の声としては、お客様志向が強く激務になりがちな面もあるが、その分達成感が大きい」という意見があることを教えてくれる。
ちょっと聞き方を変えれば別のしぼり方もできるだろう。別にIT企業でなくても「SIer」「AIの研究開発に強い企業」「メディア企業」「地元の企業」でもいい。「有給休暇の取りやすさ」「転勤の有無」「年商」といった条件を加えてもいい。
個人的な感想だが、学生や人事が気にしていそうな情報がこれだけすぐに、分かりやすく提示されるのは、すごいと思いつつ、ちょっと引いてしまった。
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「AIで試行錯誤」の現場から
さまざまな活用手法・テクニックが日々生まれる生成AI活用。本連載では、AI専門媒体「ITmedia AI+」の記者がさまざまなサービスを試す中で見つけた、業務に役立つかもしれない小技や活用テクを紹介します。
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