NVIDIA、自動運転向けオープンモデルを商用利用可に 新モデルは「卓越した性能」うたう(1/2 ページ)
米NVIDIAは8月4日(現地時間)、自動運転向けモデル群「Alpamayo」ファミリーを、商用利用可能なオープンライセンスで提供を始めた。6月に発表した新モデル「Alpamayo 2 Super」は自動運転向けの推論ベンチマーク「LingoQA」で約40モデル中首位になるなど、卓越した性能をうたう。
ライセンスはLinux Foundationの「OpenMDW-1.1」で、ファインチューニングや派生モデルの開発、商用再配布まで認める。同モデル群のライセンスは従来非商用だったが、今回、新モデルの公開に合わせて過去モデルも含めて商用利用が可能になる。
モデルは「Hugging Face」で公開されており、自動車メーカーやサプライヤーは、自社データで調整したモデルをそのまま製品に組み込める。
Alpamayo 2 SuperはフィジカルAI向けモデル「NVIDIA Cosmos 3 Super Reasoner」を基に強化学習で調整したもので、パラメータ規模は前世代の3倍。走行経路に加えて判断理由の説明など5種類の出力を生成し、開発者が判断の過程を検証できる。
Alpamayoファミリーは累計ダウンロードが50万件を超え、Hugging Faceで最も採用されている自動運転向けオープン推論モデルだという。
NVIDIAは自動運転向けモデルをオープンにすることで、研究者や企業が独自データとインフラを管理しつつ、モデルやノウハウを通じて生み出される価値を所有できるとした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「Jev」とは “文章を書かないAI”がなぜ話題に? 元OpenAI研究者が開発、「“スマートなif文”と考えてみて」
-
2
経営「AIでラクして早く帰って」→社員「帰らない」 工数最大9割減のDeNAも悩むAI効率化の壁
-
3
OpenAIの「AGI到達」宣言に待った! 評価テスト「99.9%」のカラクリと評価団体が反論した真実
-
4
パナソニック・サムスン撤退の裏で「中国勢5割」 独IT見本市「IFA」トップが明かす舞台裏
-
5
経営者は「AI導入」に夢中、現場は「IT環境」に疲弊 ITサポート軽視が招く時間・人件費ロスの実態
-
6
散在する“29万ファイル”をAmazon S3に集約、「AIに聞くだけ」で検索可能に――AWSはどう実現?
-
7
恐るるに足らず? 中国フィジカルAI主要15社と5大集積地で見る「点と線と面」
-
8
推論領域への野心強めるNVIDIA 韓国新興と協議か
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
資生堂、AIエージェントで原料探索時間を95%削減 研究員の「目利き」を複数LLMで再現
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR