NVIDIA、自動運転向けオープンモデルを商用利用可に 新モデルは「卓越した性能」うたう(1/2 ページ)

 米NVIDIAは8月4日(現地時間)、自動運転向けモデル群「Alpamayo」ファミリーを、商用利用可能なオープンライセンスで提供を始めた。6月に発表した新モデル「Alpamayo 2 Super」は自動運転向けの推論ベンチマーク「LingoQA」で約40モデル中首位になるなど、卓越した性能をうたう。

Alpamayo 2 Superの動作イメージ(出典:NVIDIAのYouTubeチャンネル)

 ライセンスはLinux Foundationの「OpenMDW-1.1」で、ファインチューニングや派生モデルの開発、商用再配布まで認める。同モデル群のライセンスは従来非商用だったが、今回、新モデルの公開に合わせて過去モデルも含めて商用利用が可能になる。

 モデルは「Hugging Face」で公開されており、自動車メーカーやサプライヤーは、自社データで調整したモデルをそのまま製品に組み込める。

 Alpamayo 2 SuperはフィジカルAI向けモデル「NVIDIA Cosmos 3 Super Reasoner」を基に強化学習で調整したもので、パラメータ規模は前世代の3倍。走行経路に加えて判断理由の説明など5種類の出力を生成し、開発者が判断の過程を検証できる。

 Alpamayoファミリーは累計ダウンロードが50万件を超え、Hugging Faceで最も採用されている自動運転向けオープン推論モデルだという。

 NVIDIAは自動運転向けモデルをオープンにすることで、研究者や企業が独自データとインフラを管理しつつ、モデルやノウハウを通じて生み出される価値を所有できるとした。

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