リリースされたばかりの「Firefox 2.0 β1」をインストールしてみた。各種新機能を画像で紹介しよう。
リリースされたばかりの「Firefox 2.0 β1」をさっそくインストールしてみた。Windows、Linux、MacOS Xなどのプラットフォームに対応しており、日本語版も用意されている。とはいえ、Mozilla.orgではβ1はWebアプリケーションデベロッパー向けにテスト目的で公開しているもので、Firefox 1.xのユーザーは使わないようにと注意を促しているので、自己責任でインストールしよう。
7月14日 RSSフィードの登録機能の部分に追記し、お気に入りの「マイクロサマリー」機能を追加しました。
Firefox 2.0 β1ではいくつかの新機能が搭載された。順を追ってチェックして行こう。
閲覧しているサイトを、既知のフィッシングサイトのリストに照らし合わせてチェックし、悪質なWebサイトを訪れると警告が表示する。フィッシング詐欺サイトの恐れがあるページを開くとページが暗転し、警告メッセージをバルーン表示する
履歴から「最近閉じたタブ」を開けるようになった
Google Suggestに類似したキーワード提示機能がサーチバーで利用できる
なお、デフォルトの状態ではRSSフィードの登録が「XMLパースエラー」となり、うまく行かなかった。
この場合、「ツール」−「オプション」から「フィードリーダーを選択」をクリックし、「今後はプレビューページを表示せず、選択したフィードリーダーで自動的に開く」をクリックするとRSSフィードを登録できるようになる
7月14日になって、RSSフィードの登録時に「XMLパースエラー」を回避する日本語化プログラムも公開された。
この機能は、特定のサイトやサードパーティが提供するジェネレータの情報を、ブックマーク情報に反映する機能。ジェネレータを用意しているサイトをブックマークに追加すると、ブックマーク先の情報サマリーが確認できるようになる。
マイクロサマリーを提唱するmykzilla氏は、マイクロサマリージェネレータを数種類用意しており、ダウンロードするとマイクロサマリー機能を利用できるようになる。
Firefoxは「エクステンション」と呼ばれる拡張機能が特徴だが、Firefox 2.0 β1では以前のバージョンで利用できていたエクステンションの対応がまだ進んでいない。どうしても利用したい場合は「Firefox Nightly Tester Tools」を活用してみよう。
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