Googleは、オンラインスクラップサービス「Google Notebook」に新機能を追加した。まとめたメモをWeb全体に公開したり、ほかの人を招待して共同で編集したりできるようになった。
Googleは、オンラインスクラップサービス「Google Notebook」に新機能を追加した。新機能は以下の4つだ。
Google Notebookに、共同で編集したい人を招待し、共有のノートブックを作ることができる機能と、まとめたノートブックをWeb全体に公開する機能が新しく追加された。この2つの機能は、同社のオンラインワープロサービス、「Writely」とも共通している。共同編集や公開は個別のノートブックごとに指定できる。
共同編集をするときの手順は、まず、ノートブック右上にリンクが表示されている「Sharing options」のページで共同作業したい人ののメールアドレスを入力すると、入力したメールアドレスに招待メールが届く。届いたメール内のURLをクリックすると、共有ノートブックにジャンプし、編集できるようになる。招待されたユーザーがGoogleアカウントを持っていない場合は、取得したあとにGoogle Notebookを利用することになる。
ノートブックを公開する場合は、「Sharing options」のページ内にある「Publish this notebook(make a public web page)」で「Yes」を選択する。「Author's name」として、ノートブック作者の名前の入力を求められる。ここが空欄のままでは公開できないので注意が必要だ。公開されるURLは、「Publish this notebook」の選択肢の右側に表示される。
同じアカウントで複数のノートブックを公開すると、「Notebooks by (Author's name)」という、公開しているノートブック一覧のページが自動的に作られる。
個別のノートをドラッグ&ドロップで移動できるようになった。同一のノートブック内で上下の移動もできるし、別のノートブックに移すこともできる。
「Trash」(ごみ箱)に入れたノートブックを復活できるようになった。
左側のメニューから「Trash」をクリックすると、現在ごみ箱に入っているノートブック一覧が表示される。「Restore」をクリックすると、ごみ箱から出て、左側のノートブック一覧に復活する。「Delete Forever」を選んで完全に消すこともできる。
なお「ごみ箱」に入れて30日経ったノートブックは、完全に消えてしまう。
Google Notebookの最新の更新を、カスタマイズ可能な個人用ポータル「Google Homepage」に表示できるようになった。Google Homepageから直接ノートを追加したり、編集したりもできる。
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