Windows Vistaと新Officeが2007年に登場する。10月10日、マイクロソフトのオフィシャルトレーナー「MOT(もっと)」らに、新製品の機能や使い方を無料で教えてもらえるキャンペーンが始まるので、Vistaと新Officeで何ができるか確認してみよう。
「Windows Vista」と「2007 Office system」が発売になる――と言ったって、今も使っているWindows XPやOffice 2003で十分なんじゃないの? また新しいソフトを購入するのも面倒くさい――などと思っていたら、マイクロソフトのオフィシャルトレーナーにVistaや新しいOfficeを無料で教えてもらえるキャンペーンを知った(関連記事)。このキャンペーン、どのようなものなのだろうか。
この「Windows Vista&Office無料体験キャンペーン」は10月10日〜2007年3月31日に、全国109カ所のMicrosoft Official Training School(MOTS)で実施する。体験するには、キャンペーンサイトで希望の場所を選択し、そこのパソコン教室に申し込む。その後は予約した日時にパソコン教室に行こう。
今回は記者会見場で、マイクロソフトの公認トレーナー「MOT」によるユニット「MOT(もっと)おしえ隊」の鈴木美恵さん(ナガセPCスクール)が教えてくれた。会場では時間の関係で30分ほどの駆け足だったが、実際はWindows Vistaを1時間ほど、2007 Office systemについてはWord、Excel、PowerPoint、Access、Outlookなどを2時間、合計3時間程度、実機を使ったトレーニングを行う。
ちなみに、MOTおしえ隊は全国1万2000人のMOTを代表するユニット。鈴木さんのほか、塩塚美穂子さん(大塚商会 αラーニングセンター)、藤田恵さん(富士通マイゼミナール)、上野久美子さん(ピコシステムトレーニングセンター)、坪井歩さん(マルチメディアスクール WAVE)、渡辺みどりさん(ハロー!パソコン教室)、瀧川起代(ヨーキパソコン教室)らが所属する。
まずは、Windows Vistaを立ち上げて、Windowsのスタートボタンからいくつかのファイルを開いた。
続いては「2007 Office system」だ。鈴木さんの指示に従ってPowerPointを開く。お手本のPowerPointファイルに近づくよう作業途中のファイルを開いて実際に作業を行った。
さらにExcelを起動。2007 Office systemのExcelでは、入力した数値を直感的に判断できるグラフィカルな機能を追加している。数値の横に信号や矢印のようなアイコンを表示させることも可能なため、上手に利用すればビジネス上の指標をひと目で把握できる。つまり、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールのようにも利用できるのだ。
グラフを作成するのも簡単だ。鈴木さんは、まず表をテーブルにして、その後グラフ化するやり方を教えてくれた
記者会見では30分の「デンシティバージョン」だったが、グラフィカルなユーザインタフェースなどを体験できた。本来は3時間の長丁場。もっと多様な利用方法などを伝えてくれるのではないだろうか。無料体験後のアンケートに答えた参加者には抽選で最新PCを抽選をプレゼントするというので、ご興味のある方は参加してみるのもいいだろう。
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