GoogleのWebメールサービス「Gmail」は、2.7Gバイトという容量や無料で利用できるといった利点のほか、どの端末からでもアクセスできるといったWebメールならではの利用が可能だ。このWebメールならではの機能がさらに便利になる――。Googleでは、英語版の一部ユーザーを対象に、12月6日からは外部メール受信機能のテストを開始した。
テストを開始したのは「Mail Fetch」という機能。Gmail以外のメールアカウントを設定すれば、それらのメールを受信できるようになる。メールソフトとしてGmailを利用できるため、これまで会社のメールなどをGmailに転送していたユーザーは、直接Gmailで受信できるようになるというわけだ。
Gmailは言語設定を変更することで日本語版であっても、英語版を利用できる。ただし、Googleによれば、現在「Mail Fetch」を利用できるユーザーは「英語版で全ユーザーの1%程度」。機能の詳細は不明だが「テストの評価がよければ正式に実装する予定だ」だという。なお、外部メールの受信機能は、Yahoo!メールなどすでに実装しているWebメールサービスもあり、Googleでは今回、ユーザーからの要望に応える形で、Gmailでのテストを始めた。
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