デュアルディスプレイ環境で、Excelを2つ立ち上げて、両方のディスプレイでそれぞれ最大化する方法、知ってますか?
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Excelは画面が広ければ広いほど有用。少しでもExcelを使ったことがあれば、これは素直に納得することだろう。筆者も細かな数字を操作しなくてはならず、UXGAの外付け液晶ディスプレイを購入した。これでExcelの効率アップ間違いなし! ところが、画面が広くなったらなったで欲が湧いてくる。
2つのExcelの表を同時に見ながら、作業ができないものか──。こんな欲だ。画面が1つしかないときは、「ウィンドウの整列」から、上下に並べたり左右に並べたりして、2つのExcelの表を見ることができた。しかし、ディスプレイが2つになった今、両方のディスプレイでExcelをめいっぱい開きたい。
さっそく「Excel デュアルディスプレイ」といったキーワードで検索してみた。すると、「複数のアカウントをつくって、別ユーザーとしてExcelを実行すれば、複数のExcelが起動できる」という解をQ&Aサイトで発見。これはすごい! とさっそく周りのマシンで試すことに。
プログラムによっては、同時起動を禁じているものがある。こんな場合も、別ユーザーとしてプログラムを起動すれば、2つ立ち上げられることがあるのだ。手順は、「コントロールパネル」−「ユーザーアカウント」から、新しいユーザーを作成する。続いて、アプリケーションのアイコンを右クリックして「別のユーザーとして実行」を選べばいい。右クリックメニューに現れない場合は[Shift]を押しながら右クリックすれば現れる。
早速Excelを、このようにして実行し、1つをメインディスプレイで最大化、2つ目をサブディスプレイで最大化。素晴らしい、できた──。
ところがここで、大変なことに気づいた。「別のユーザーとして実行」をしなくても、普通にExcelを起動すればもう1つExcelが立ち上がるではないか……。
既にExcelが起動している状態で、Excelファイルをダブルクリックすると、同じExcelの別ウィンドウとして開く。ずっと“Excelファイルを開く”形で使っていたために、Excelのアプリケーションアイコンを実行すれば、もう1つExcelが立ち上がることに気づかなかったのだ。
これは衝撃的である。書こうとしていたネタがボツになった瞬間だ。別のネタを探さねば……。時刻は既に深夜1時を回り、ずっとExcelにかかり切りだったため、Excel以外が考えられない頭の状況だ。そうだ! 普段使っているExcelショートカットに、いくつか調べたものを足そう。今から始めれば1、2時間でできるかも──。
今回週間アクセストップ10で、1位となった「入力の手間を省く、10のExcelショートカット」記事誕生の内幕でした。
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