急な大雨の際「持ってて良かった!」と思うものの、使用後なにかと扱いに苦労するのが折り畳み傘である。カバーに入れておけばいいのだが、カバー自体をなくしてしまったりすることも多い。そんなとき、濡れた状態でカバンの中に入れるわけにもいかず、かといってぶら下げていると周りの人に触れて迷惑をかけかねない。濡れていることを忘れて長時間体に密着させてしまい、衣類をベットリと濡らしてしまった経験は、誰にでもあることだろう。
さて、濡れた折り畳み傘をスマートに持ち運ぶ方法としてオススメなのが、市販のペットボトルホルダーを利用する方法だ。最近は全長15センチほどのショートタイプの折り畳み傘が数多く市販されているが、500ミリリットルのペットボトルを収納できるホルダーであれば、こうしたショートタイプの折り畳み傘をすっぽり収納できる。つまり、ペットボトルホルダーを傘カバーの代用にしてしまうのだ。
多くのペットボトルホルダーは、結露対策として内側に防水加工を施しているので、濡れた傘を入れた状態でも、荷物を濡らすことがない。また、たいていの製品はストラップやカラビナが付属しているので、濡れた傘を入れたホルダーをそのままカバンにぶらさげることもできる。使わない時は畳んでカバンの中に入れてしまえばかさばらなくて済むというわけだ。
ペットボトルホルダーを選ぶ際のチェックポイントとしては、防水加工がしっかりと施されている製品を選ぶこと。パッケージで防水加工をうたっていても、実際に傘を入れると、底部から水がこぼれる製品は少なくない。そもそも製品としては想定外の使い方に該当するわけで文句を言っても仕方がないが、せめて縫製がしっかりしていることを購入前に確認しておこう。
なお、当たり前といえば当たり前なのだが、濡れた状態の傘を長時間入れっぱなしにしておくと、見た目も臭いもかなりエグい状態になりかねない。使用後は傘とともにペットボトルホルダーもよく乾燥させるようにしよう。
製品 | 価格 | 販売元 |
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ネオウレタンペットボトルカバー(BK)500ミリリットル用 | 840円 | トルネ |
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