アルプス社は9月20日、次世代地図サービス実験サイト「ALPSLAB」で、インターネット関連の技術者向けに地図関連のAPIを公開した。非商用利用であれば無料で利用できる。
公開したAPIは、コンテンツ検索API、印刷API、標高APIの3つ。ALPSLABでは、ユーザーが投稿したブログ、写真、ルートなどのコンテンツを、地図上で他のユーザーと共有するサービスを提供している。コンテンツ検索APIを利用すると、こうしたALPSLABのサービスに投稿された位置情報付きのコンテンツを検索し、XML形式で取得できる。
印刷APIは、「ALPSLAB print」のAPI。好きな場所や縮尺の地図をプリント用紙1枚にまとめた地図データや、折りたためるミニ地図帳のデータをPDFファイルとして取得できる(4月26日の記事参照)。標高APIは「ALPSLAB route」で標高グラフに利用している好きな地点の標高をXML形式で取得可能だ(2月16日の記事参照)。
今回のAPI公開に合わせて、「ALPSLAB print」の機能を強化した。好きな場所にアイコンが表示できるようになったほか、ミニ地図帳にアイコンの説明ページを加えられるようになっている。
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