やる気を出す方法、大集合Biz.ID Weekly Top10

簡単にくじけてしまうやる気ですが、デキルビジネスパーソンは、自分自身でやる気を出す方法を身につけているもの。Biz.IDがお勧めする“やる気向上メソッド”をまとめました。

» 2007年11月26日 20時55分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 先週のアクセスランキングは「やる気をくじく方法」一色でした。年末も近づき、今年ももう一踏ん張り! というよりも、疲れ果ててやる気も……というところでしょうか。

 やる気、そしてモチベーションについては、Biz.IDでもさまざまな記事を掲載してきました。そのいくつかの方法をかいつまんでご紹介しましょう。

高すぎる目標を分割したり、数値化したりしてみよう

 高過ぎる目標を立てるのはやる気をくじきますが、低い目標であっても達成度が分からないとやる気がおきません。そこで大きな目標に対して、進捗を数値化し、途中でも結果や達成度が分かるようにするとモチベーションを維持することができます。詳細は「やる気をくじく方法」の平本先生による記事「仕事の“見える化”でモチベーションアップ」をどうぞ。

 こうした進捗の数値化にはさまざまなバリエーションがあります。現状が何点か付けて、それを1点上げるにはどうしたらいいか。そんなことを考えるだけでも、高い目標が低い目標の積み重ねになります。それを支援するのが、お馴染みライフハック テンプレート。「#017 マイクロ改善シート」もお試しください。

「予想外」を仕込んでやる気を向上

 やる気をもう少しロジカルに考えてみましょう。シゴトハック研究所の大橋悦夫氏は、「面白さ」「楽しさ」「喜び」というキーワードが含まれるシチュエーションの時に「やる気」が出てくる──と分析しています。そして自分にとって「予想外」となる要素を盛り込むことで、やる気モードへのシフトが起こせるのです。

 これを実現するには、各種リマインダーツールを使い、「未来の自分」に向かって課題や教訓を申し送ること。それによって、「あ、そうだった。やらなくちゃ」というやる気を引き出すトリガーとして使うのです。詳細なやり方は、「未来の自分へメッセージ──孫子の兵法に学ぶ『やる気』メソッド」をご覧ください。

 もう1つ、やる気を持つために必要な考え方を。「「人というのは、自分自身の考え方の産物なのだ。大きく信ずれば、大きく成長するのである」と説くのは、書籍『大きく考えることの魔術』です。自分は成功する! という信念を持てば、前向きにやる気を出すことができるというわけです。特にやる気の天敵である“やらないための言い訳”を思いつくなら、第2章「弁解するのはやめなさい」から読んでみましょう。

机を離れて街に出よう

 考え方うんぬんではなく、具体的な行動がお望みなら、まずは「居留守」術を使ってやる気を維持してみてはいかが。ポイントは3つ。

  • メールやチャットソフトを終了
  • 電話は留守番電話
  • 会議室を個人で予約

 です。これだけでは手ぬるい! という方は、外へ出てしまいましょう。「このペースではもう間に合わない!」となると、近場のスターバックスやドトールへ──。多くのビジネスパーソンが、この方法を勧めます。外部から隔離された環境で、かつノートPCを使ってバッテリー持続時間内に終わらせることを自分に強いるという方法が人気のようです。

 同じように、樋口健夫先生もドトールを評価。単に連絡や誘惑から隔離されるだけではなく、他人がじっくりと“見守ってくれている”準公開環境であることがポイント。これが自宅では、逆に怠けてしまったりしてダメなのです。

 やる気を出す! というビジネスパーソン永遠の課題。あなたのやる気を出す方法を、ぜひ編集部までご連絡ください。

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