Firefoxのキーボードショートカットを覚えてマウス操作を減らせば、Webサーフィンがもっと充実したものになる。特に、マウスがうまく動かないときに有効だ。
そう。皆さんお察しの通り、わたしはたまに(つまりしょっちゅう、ということだ)ワイヤレスマウスの充電を怠って、Lifehackerの原稿に取りかかるときにマウスが使えなくなっていることがある。
皆さんは今、こう思っているだろう。「この有線マウス嫌いの間抜けがたまにマウスの充電を忘れるってだけの理由で、わたしがFirefoxをマウスなしで使うアイデアに心引かれるとでも思っているのか?」。しかし、それがすべてではないのだよ!
わたしは、Webサーフィンの際にマウスに手を移動させなければならないのがあまり好きではない人種だ。率直に言って、リンクをクリックしなければならない時に毎回マウスに手を伸ばすのは、かなり“2004年的”だ。以下のFirefoxキーボードショートカット(有名なものもあるし、そうでないものもある)を試してみたら、そのうちキーボードの隣にある小さなげっ歯類のことなんてすっかり忘れてしまうだろう。
今やアドレスバーショートカットは呼吸をするのと同じくらい本能的な操作になっているはずだが、覚えておくべきトップバーのショートカットがもう幾つかある。
検索エンジンの切り替えに使うショートカットは、わたしには大発見だった。わたしは常々追加の検索バープラグインに興味を持っていたが、わざわざマウスに手を伸ばして使うほどの価値はなかった。もう何の問題もない。
「Find-As-You-Type」機能は画期的だ。Googleは適切なWebページにユーザーを導くことにたけているが、FirefoxのFind-As-You-Type機能はそこから先をやってくれる。
リンク検索は非常に便利だ。特に次に紹介するショートカットと一緒に使う場合は。
ネットサーフィンを1つのページでやるのでなければ、これらのショートカットはマウスに手を伸ばしたくないときに便利だ。
それぞれのショートカット(アドレスバーと検索バーのショートカットと、Find-As-You-Typeのリンク検索ショートカット)と組み合わせて使うと、ページを開くショートカットはマウスなしのWebサーフィンに大いに役立つ。
以下は、一般的で便利なショートカットだ。
これらのショートカットは明らかに役に立つ(IE 7のタブを便利に開く3つのワザも参照)。タブの切り替えとページのリロードはマウスを使わないFirefoxユーザーにとってマストなショートカットだ。あまり知られていないキャレットブラウズ機能は、ページのテキスト内にカーソルを挿入するもので、テキストのハイライト表示とコピーに便利だ。
デフォルトのメールプログラムを(Gmailなどに)変更してメール作成ショートカットを最大限に活用したい場合は、デフォルトメールプログラムを設定するためのTIPSを参照してほしい。
最近Firefoxをフル機能のWebライティングツールにした人には、知っておくべき便利なショートカットが幾つかある。
マウスとキーボードが嫌なら? 完全に解決することはできないが、便利で時間の節約になるQuick検索を取り入れることを勧める(Firefoxのブックマーク・キーワード活用法も参照)。
最後に、ショートカットへの欲求が完全には満たされていないというのなら、Keyconfig拡張機能をインストールするといい。これを使うと、Firefoxのショートカットを好きなように定義できる。
上に挙げたショートカットの中には使い古されたものもあるかもしれないし、初めて聞いたものもあるかもしれない。(コピー&ペーストなど)明らかに普遍的なものは省いているが、マウスを使っているかのようにWebを閲覧するのに必要なものはすべて紹介したつもりだ。それでもまだ不十分なら、Firefoxの全ショートカットのリストをチェックしてほしい。
マウスなしでもっと簡単にFirefoxを使えるマストなショートカットや拡張機能はほかにあるだろうか? あれば教えてほしい。
本稿筆者アダム・パッシュはLifehackerのシニアエディター。Lifehackerでは毎週火曜日にHack Attackを連載中。
この記事は、Lifehackerの発行元である米Gawker Mediaの許可を得て、アイティメディア株式会社が翻訳したものです。翻訳責任はアイティメディアにあります。