Thunderbirdを究極のGmail IMAPクライアントにするLifehacker(4/6 ページ)

» 2008年05月14日 21時40分 公開
[Gina Trapani,Lifehacker]
LifeHacker

ThunderbirdのアクションをGmailと対応させる方法

 Thunderbirdのチューニングとアドオンの解説に入る前に、以下の表で、クライアントでの動作がGmailでどう実行されるかを確認してほしい。この表はGoogleが提供している。

携帯端末/クライアント(例iPhone/Outlook)での操作 Web上のGmailでの結果
メールを開く メールが既読になる
メールにフラグを設定する メールにスターが付けられる
メールをフォルダに移動する メールにラベルが付けられる
フォルダを作成する ラベルが作成される
メールを[Gmail]/迷惑メールに移動する メールが迷惑メールとして報告される
メールを[Gmail]/ゴミ箱に移動する メールがゴミ箱に移動される
メールを送信する メールが「送信済みメール」に保存される
受信トレイでメールを削除する メールが受信トレイから削除される
フォルダからメールを削除する メールからそのラベルが削除される
メールを[Gmail]/迷惑メール、または[Gmail]/ゴミ箱から削除する メールが完全に削除される

 GmailのラベルはThunderbirdのタグには対応しないことに注意してほしい。各ラベルはThunderbirdでは昔ながらのフォルダで表示される。複数のラベルを付けたメッセージは、複数のフォルダに表示される。かなりクールだ。Thunderbirdでメッセージにラベルを付けるには、メッセージを適切なフォルダに移動させる。Gmailで新しいラベルを作成するには、Thunderbirdで新しいフォルダを作成する。

サブフォルダとラベルのスラッシュ

 Thunderbirdのフォルダの中のサブフォルダにメッセージを移動させると、Gmail上では親フォルダ/子フォルダという名前の付いたラベルが表示される。逆に、(Gmail側で)ラベル名にバックスラッシュでサブフォルダができる(※編注:new\testというラベルを作るとnew以下にtestというサブフォルダができる)。Better GmailFolders4Gmailを使っている人はこれを気に入るかもしれない(注:Folders4Gmailスクリプトがアップデートされ、IMAPでスラッシュとバックスラッシュをサポートするようになった。Better Gmailも近いうちにそうなる。ありがとうSean)。

この記事は、Lifehackerの発行元である米Gawker Mediaの許可を得て、アイティメディア株式会社が翻訳したものです。翻訳責任はアイティメディアにあります。

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