PCを使っていく上でぜひとも覚えたいこと。それはキーボードショートカットだ。「えっ。いったい何をどう操作したの?」と言われるような早業を覚えよう。
前回まで、メール分類管理法、ファイルの整理法を紹介してきた。最終回は、えっ。いったい何をどう操作したの?と言われるようになれるPC操作法を紹介しよう。
今後仕事をしていく上で、何十年もPCを使っていくことになる。少しでもPC操作を速くしたい――そう思っているなら、簡単な方法がある。キーボードショートカットを覚えることだ。今回はこれぞという3つのショートカットだけを解説する。これだけでも覚えれば、確実にPC操作は速くなる。
ちなみにMacユーザーの方は、ここから出てくる[Ctrl]は[Command](リンゴマークのキー)と読み替えてほしい。
文字を書くにせよ、表をいじるにせよ、Webを使うにせよ、必ず必要になるのがカット、コピー、ペースト。これをキーボード操作で行えるようにする訓練から入る。
ショートカット | 機能 | 覚え方 |
---|---|---|
[Ctrl]+[C] | コピー | Copyの「C」 |
[Ctrl]+[V] | 貼り付け(ペースト) | 液体ノリの先の形に似ている |
[Ctrl]+[X] | 切り取り(カット) | ハサミの形に似ている |
この3つの操作だけは、どのアプリケーションでもまず間違いなく使える。使えないとしたら、アプリケーションのほうが悪い。
さらに、この手のショートカットはなかなか工夫されていて、左手一本で操作できるようになっている。右手はマウスを持てばいい。そして[Ctrl]というのはショートカットの基本。気が付けば[Ctrl]に指が乗るよう、左手に覚え込ませるのだ。
これと決めたら絶対にマウスを使わないこと。何が何でもキーボードで行う(特訓用シートはこちら)。[Ctrl]+[C]でコピー、貼り付け場所に移動して、[Ctrl]+[V]で貼り付け。左手は[Ctrl]と[C]〜[V]の間に置いたまま操作する。
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