今年の半分が過ぎようとしています。IT商事のメンバーは、それぞれ自分が習得したいと思っているシゴトハックを振り返っています。
第1四半期決算を終え、ホッと一息ついている面々。一方で今年も折り返し地点を過ぎ、後半戦を迎えようとしています。
タカフミ君 もう今年も半分が過ぎちゃうんですねー。
ヒロシ主任 確かに、早いよね。
カホコさん 今後を占うためにも、この半年間を振り返ってみるのもいいかもしれませんよ。
タカフミ君 賛成!
ヒロシ主任 でも、どうやって振り返ったらいいかな?
カホコさん マサヨシ課長やノリオ課長から教えていただいたシゴトハックがたくさんあるじゃないですか。もちろん、全部はできてませんから、できていないシゴトハックをみんなで挙げていく、というのはどうでしょう?
ヒロシ主任 なるほど。確かに教えてもらうばかりで、実際に試せているのはほんのわずかだしね。
タカフミ君 だとすると、僕に必要なシゴトハックは早起きと定時退社かな。
ヒロシ主任 私にとっては、何と言ってもパソコンだ。
タカフミ君 相変わらずですねー。
カホコさん 私は段取りです。この1年間で自分なりにスケジューリングとかタスク管理の手法は確立しつつあるんですけど、まだ迷いがあるので。
タカフミ君 あぁ、確かにそのあたりはパーソナルな領域でもあるから、なかなか「これ!」という手法を決めるのは難しいかも。
ウィリアム まずは目に見えるところから変えていくといいと思うんです。例えば、使っているツールを変えてみるとか、今まで手作業だったのをツールを使って行うようにしたりとか。
タカフミ君 なるほど! 確かに最終的にはツールに落ちることは多いですもんね。
マサヨシ課長 ウム、なかなか建設的な議論だな。で、ツールに落とし込めるということは、対象となる作業をうまく消化できている証拠とも言えるな。
ヒロシ主任 逆に言うと、ツールに落とし込めないのは、その前の段階で消化不良になっている、ということですね?
マサヨシ課長 その通り。やり方だけを知識として持っているだけでは足りないのだ。
1974年、東京生まれ。ブログ「シゴタノ!仕事を楽しくする研究日誌」主宰。学生時代よりビジネス書を読みあさり、システム手帳の使い方やスケジュール管理の方法、情報整理のノウハウなどの仕事術を実践を通して研究。その後、ソフトウェアエンジニア、テクニカルライター、専門学校講師などを経て、現在は仕事のスピードアップ・効率アップのためのセミナーや研修を手がける。デジタリハリウッド講師。著書に『「手帳ブログ」のススメ』(翔泳社)『スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術』『チームハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術』『そろそろ本気で継続力をモノにする!』、近著に『Life Hacks PRESS vol.2』『LIVE HACKS! 今を大切にして成果を5倍にする「時間畑の法則」』がある。
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