仕事中は携帯電話を机の上に置いているという人は多い。だが、机で作業していると書類などがあたり、携帯電話を落としてしまうことも多い。最悪壊してしまうケースもあるが、落とさないための滑り止めってないのだろうか。
仕事中に机の上に携帯電話を置いている人は多い。しかし仕事に集中するとつい携帯電話の存在を忘れ、間違って手を携帯電話にぶつけてしまい机から落としてしまった、もしくは書類をどかそうとして携帯電話を落としてしまった――なんてことはないだろうか。携帯電話を落とせば傷がつくし、下手をすれば故障してしまう。紛失につながることだってあるだろう。
そんな携帯電話の転落を防ぐ「滑り止め」をご存知だろうか。携帯電話本体の裏側にペタペタと張るだけだが、その効果は侮れない。「イーグリップス」と「スリップガード」だ。
「イーグリップス」は表面に細かく丸い凸凹があるのが滑らない秘密のようだ。実際に動画を見てもらえれば分かるように、滑り始めてもゆっくりと落ちていくのが分かるだろう。
筆者のイーグリップスは購入からすでに4カ月以上経ち、当初と比べると滑りやすくなってしまったのだが、それでもこの滑りにくさ。平坦なところに置いておけば十分効力を発揮するだろう。
シール自体の厚さは1ミリもないので収納でかさばることもない。ただし、滑りにくくなるのでポケットへの出し入れがスルッと入っていかないこともある。筆者の感覚では、ひっかかるのは一瞬でそれほど困るということもなかった。むしろ携帯電話がポケットからスルッと落ちてしまった、なんてことを防げるとも考えられる。
もう1つの「スリップガード」は4つの小さなシートを張るタイプ。スベリ止めだけでなく、バイブレーターの振動吸収とおサイフケータイを改札にタッチする際の損傷防止も兼ねている。
購入したばかりということもあり、その滑り止め効果は絶大。ほとんど垂直に近くても滑らない。逆に滑り始めると先ほどのイーグリップスが徐々に落ちたのと違い、突然落ちてしまったが、机の上に置くなら問題ないだろう。
触感は硬いゴムのようで厚さは2ミリ程度。イーグリップスよりもポケットにはスムーズに入るが、そのぶんポケットからポロリと落ちるかもしれない。また、紙の上に置くと紙とくっついてしまうので、表面をはがしてしまう場合がある。置く場所には気をつけたほうがいい。
これら2つの製品なら机の上に置いておくだけでしっかり位置をキープ。上に書類がかぶさっても携帯電話は動かない。荷物に押されて机から落ちる、なんてことも防げる。もし落ちそうになってもキャッチできる可能性もある。どちらも平面ではないところでは効果が薄いが、机の上に携帯電話を載せるのなら滑り止め効果はある。
製品名 | 価格 | 販売元 |
---|---|---|
イーグリップス | 630円(東急ハンズ渋谷店) | ファルコン(輸入元:ライセンステクノロジー) |
スリップガード | 500円(ヨドバシカメラ横浜西口店) | サンシックス |
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