「眠りたいのに眠れない」とき、「眠くないのに眠らなきゃ」なときBiz.ID Weekly Top10

どうしても眠れないときには「眠らなきゃ!」と思い込むのではなく、「眠れなくてもまあいいや」とリラックスすることが重要だという。ならば――。

» 2009年02月10日 21時10分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 先週のBiz.IDアクセスランキング、1位に輝いたのは“「忙しい、疲れた」厳禁、「大丈夫、楽勝」を口癖に”。記事を読んでいて「そうそう」と納得してしまったのが、不眠症についての話。「眠れない、眠らなきゃ」と強く思い込み過ぎてしまうと、ますます眠れなくなってしまう、という話だ。

 筆者がこの話を読んでいて思ったのは、これは逆の場合にも言えるかもしれないなあ、ということ。例えば、会議中にとてつもない眠気が襲ってきたとしよう。こんな場面で、「寝ちゃだめだ、起きなきゃ、話を聞かなきゃ」と考えれば考えるほど、ますます睡魔は力を増してくる――ような気がする。

 記事によれば、眠れないときには眠ろうと無理やり思い込むのではなく、とりあえず別のことを考えてみるのが有効なようだ。「寝られなくてもいいや。本でも読もうかな」と思った瞬間に、ふっと眠気がやってくるという。ならば、「眠くて仕方ないのに眠れない」という場面でも、同様のことを実践すればよいのでは?

 そう考えた筆者は、さっそく社内ミーティングで試してみることに。なんだか眠くなってきたな――というタイミングで「まあ寝ちゃってもいいや、それより次の休日のことを考えよう! とにかく楽しいことを考えよう!」と意識を変えてみた。

 ……結果、本当に会議中にウトウトし始めて怒られるわ、話を振られてもまともなことが答えられないわで、作戦は大失敗に終わった。それにしても、「会議が終わった瞬間にさっと眠気が引く現象」(学生時代は「授業終了のチャイムが鳴った瞬間に眠気が引く現象」だった)、あれって何なんでしょうね、ほんとにね……。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ