「理想の相手に出会うための4ステップ」と「より良い関係を築くコツ6つ」仕事のパートナーにも使える恋愛術(3/6 ページ)

» 2009年02月13日 08時30分 公開
[平本あきお(構成:房野麻子),ITmedia]

「相手に合わせる」ではなく「自分が魅力的になる」に

 かといって、相手に合わせることと自分が魅力的になることは違います。「魅力的になる」とは、自分自身が輝き、成長することです。女優さんは特定の誰かの好みに合わせているわけではなく、誰がみても魅力的ですね。もっといい女優になりたいと努力しているうちに魅力的になるのです。相手に合わせると疲れるだけだし、自分らしくありません。

 やせるのが面倒なら、必ずしもやせる必要はありません。そのかわりルックス以外を認めてくれる相手と出会いましょう。自分に「仕事に関しては譲らない」という気持ちがあって努力するなら、相手も「これだけ仕事ができる人は素敵だ」ということになるでしょう。

 とにかく自分を磨くことです。最初は形だけでいいのですから、1日数時間だけでも、相手が魅力を感じる自分になり切ってみてください

 イメージがわかない場合は、モデルになるような人を1人選びます。といっても、いきいなりキムタクでは無理があるので、会社の先輩や同僚などで、がんばれば手に届きそうな人を思い出して、その人になってみてください。

 その人になったつもりで、自分がデートしたいと思う場所を1人で歩きます。でも、横には素敵な相手がいるような気持ちで。そうすると、自分がそれにふさわしい人間だと思えるようになり、感情の波長がぴったりの異性が現れることでしょう。

 というのは、その人が出している感情の波動が、同じような種類の人を引き寄せるという「引き寄せの法則」という考えがあるからです。「自分はもてない」「自分はダメなんだ」という卑屈な感情を持っていては、魅力的な相手を引き付けることはできません。気持ちに余裕のある男性が好きだという女性が、「彼女が欲しい、欲しい!」と連発するような人を好きなるでしょうか。恋人がいなくても、恋人がいるような自分として、ゆったりと暮らしてほしいですね。

 この4ステップが、理想の恋愛相手に出会うための方法です。

 相手がビジネスパートナーでも同じようにステップを踏んでください。

 「ステップ1」で「こんなオフィスで、こんな風に仕事をしたい」とイメージし、「ステップ2」で、「それができる人間はどんな人間かを、ありありと想像してください。さらに「ステップ3」で、ビジネスパートナーに出会うとしたら、どこで出会うかを想像し、その場所に行きましょう。そして最後の「ステップ4」で、相手から見て、自分は声をかけられるのにふさわしい人間かを考えます。自分がどんな人間だったら、相手に興味を持ってもらえるかを考えてみてください。

「出会いがない」には3パターンの思い込み

 周りに「出会いがない」が口癖になっている人はいますか? 自分自身がそうだという場合は、3つの思考パターンがあります。

 まず今、本当に出会いたいのか、本当にパートナーがほしいのかを考えてみてください。「いつでもパートナーがいなくてはいけない」というのは思い込みです。「今年は仕事に没頭したい。恋人は落ち着いたら考える」と、タイミングが合わない場合はあえて外すのも1つの手です。

 信念で「恋愛はめんどくさい」と思い込んでいる場合もあります。面倒な恋愛も確かにありますが、自分のライフスタイルに合った恋愛もあることに気づいていないのがこのパターン。自分に合っていないから「恋愛は面倒だ」となり、本当は恋人が欲しいのに行動は起こさないのです

 また、「相手は自分に合っている」と思い込んでいるだけの場合もあります。頭で考えて自分に合っていると思っている人と、本当に一緒に過ごしてみて合う人は違うことがあります。それを履き違えてしまうと、恋愛は面倒だと判断し、付き合いたいけれど避けてしまう、ということもあるのです。

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