前回は、音響、映像、実演といった各種ユニットにまとめて出張するワザをご紹介した。今回は、スーツ、着替え、身支度ツールをユニット化する方法をお伝えしよう。
日帰りから数日程度の出張まで、出張の内容はさまざま。私の場合、講演、実演、店頭販売、商談、それぞれに用意する装備が異なる。これらの装備ごとにユニットとしてまとめておくのがポイントだ。
前回は、音響1(スピーカーユニット)、音響2(アンプ、マイク、各種接続コード、各種延長コード)、映像(プロジェクタ用コード、切替器、変換コネクタ、レーザーポインタ)、実演(各種文房具など実演に使用するもの)といったユニットを紹介した。今回は、以下の3つを説明したいと思う。
ちなみに、前回紹介した音響機器などを収納していた袋は、発売元JTB商事の「TRAVESIA アレンジケース」。衣類が入っているのは無印良品の「仕分けケース(中)」だ。
普段着で前日移動して、翌日スーツという時に使用。スーツは、JALスカイショップで購入した「ワンツーフィニッシュハンガーケース」。2ステップでスーツをたためるからワンツーフィニッシュって……適当なネーミング。やっぱりこの手の機能性アイデアグッズはダジャレネーミングじゃないといけないのだろうか!?
専用のハンガーはつるした状態から肩の部分がカクッと後ろに折れるようになっていて、ハンガーをいれたままスーツを折り畳むと、付属のケースにピッタリ収まるようになっている。ズボンも専用のボードにパタパタと巻き付ければケースに収まる。
一般的なスーツケースを使うと、どうしても、横幅がスーツの肩幅分になってしまい、平たく場所を取ってしまうので、持ち運びにはちょっと不便だ。かといって、普通に畳んで入れてしまったりすると変な型くずれをしても困る。ケースにはこのほか、シャツ2枚ぐらいなら入れることが可能。こちらは、クリーニング店から上がってきた形そのままでピッタリ入るから問題ない。
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