日本HPは、ビジネス向けA4インクジェットプリンタ「HP Officejet 6000」を発売する。1万円を切る価格ながら、印刷速度は毎分モノクロ32枚/カラー31枚で、有線LAN機能も搭載している。
日本ヒューレット・パッカード(HP)は、ビジネス向けA4インクジェットプリンタ「HP Officejet 6000」を7月31日に発売する。価格は9870円。
HP Officejet 6000は、毎分モノクロ32枚、カラー31枚の印刷に対応したA4カラーインクジェットプリンタ。HP Officejetシリーズの中ではエントリーモデルの位置付けながら、「有線LANや250枚の給紙枚数など、ビジネスで求められる機能を標準搭載した」(日本HP)という。
4色独立のインクシステムを採用しており、A4カラー文書1枚あたりのランニングコストは「業界トップクラス」(日本HP)の7.6円。消費電力も低価格帯のレーザープリンタよりも約40%低く、国際エネルギースタープログラムの新基準にも適合しているという。
インタフェースはUSB 2.0で、100BASE-TXと10BASE-Tに対応したイーサネットポートを備える。本体サイズは458×389×164ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは4.8キロ。
日本HPではこのほか、「HP Officejet Pro」シリーズのプリンタを導入するユーザー向けに、プリンタ本体と保守サービスを期間中は無償で利用できる「HPビジネスインクジェットプリンター初期導入費0円プログラム」を開始する。
対象となるプリンタは「HP Officejet Pro 8500 Wireless All-in-One」(3万9900円)、「Pro 8000」(1万9950円)、「Pro K8600dn」(3万9900円)の3機種。これらを10台以上導入し、2年間に渡って規定の本数のインクカートリッジを購入することが条件で、日本HPの一部販売店にて7月22日にサービスを開始する。なお、プリンタの配送/設置費用やプリンタドライバのインストール、増設用給紙トレイなどのオプション品は有償となる。
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