オリンパス、ICレコーダー「Voice-Trek」に音質重視の新モデル：仕事耕具

オリンパスイメージングは、リニアPCM形式での録音に対応したICレコーダー「Voice-Trek DS-750／DS-700」を発売する。新設計のマイクアンプ回路を搭載し、広周波数特性とノイズ低減を実現したという。

[杉本吏，Business Media 誠]

　オリンパスイメージングは、リニアPCM形式での録音に対応したICレコーダー「Voice-Trek DS-750／DS-700」を9月11日に発売する。オリンパス直販サイトでの価格はDS-750が2万2800円、DS-700が1万9800円。

Voice-Trek DS-750

　Voice-Trek DS-750／DS-700は、新設計のマイクアンプ回路を搭載し、「従来機よりも広い40〜23kHz（ライン入力時）の周波数特性とノイズ低減を実現した」というICレコーダー。マイク正面と側面のフィルターの厚みや、背面の開口部を大きくするなどマイク周辺の設計も変更し、内蔵マイクでの録音周波数特性も改善したという。

　両モデルとも内蔵メモリは4Gバイトで、DS-750は512Mバイト〜16Gバイトに対応したmicro SDカードスロットも搭載。録音形式は44.1／48kHz（16bit）のリニアPCM、WMA、MP3形式に対応する。

　電源は単四形アルカリ乾電池2本を使用し、最大51時間の録音が可能。ニッケル水素充電池も内蔵し、USBバスパワーでの充電にも対応する。本体サイズは110.0×38.9×16.0（長さ×幅×厚み）で、重さは84グラム（ニッケル水素充電池含む）。ケース、ストラップ、ステレオイヤフォンなどが付属する。

　オリンパスイメージングでは同日、8Gバイトの内蔵メモリとSD／SDHCカードスロットを搭載した「Linear PCM Recorder　LS-11」（4万9800円）も発売する。