ICレコーダにこんな色――レッドやバイオレットのVoice Treck、オリンパスから仕事耕具

オリンパスイメージングは、ICレコーダー「Voice-Trek(ボイストレック)Vシリーズ」の新製品を発表した。携帯電話感覚で直感操作ができるデザインや豊富なカラーバリエーションが特徴。

» 2009年06月03日 17時01分 公開
[塙恵子,Business Media 誠]

 オリンパスイメージングは、ICレコーダーVoice-Trek(ボイストレック)Vシリーズ」として、「V-72」(4Gバイト)、「V-62」(2Gバイト)を追加する。6月12日に発売、価格はオープンプライスで、実勢価格はV-72が1万5000円前後、V-62が1万円前後。

photophotophoto V-72。左からホワイト、レッド、バイオレット

photophoto V-62。左からシルバー、ピンク

 従来のVシリーズ同様、本体内に収納されているUSB端子からPCにダイレクトに接続してデータの転送を行えるほか、USB経由で充電できる本体内充電機能を新たに搭載した。対応OSは、Windows 2000/XP/Vista、Mac OS X 10.2.8〜10.5。

 必要なボタンを本体前面に集中して配置。さらに使用頻度の高い「録音」「停止」「リスト」の3つのボタンをディスプレイ近くに備え、「携帯電話感覚で直感操作ができるデザイン」(オリンパスイメージング)となった。液晶ディスプレイの解像度は96×64ピクセルから108×84ピクセルに高めた。WMA形式で録音し、最高音質モードの最大録音時間はV-72が約69時間30分、V-62が約34時間30分。

 ボディー側面のスライドスイッチで切り替え、ミュージックプレーヤーとしての活用もできる。再生フォーマットは従来のWMAMP3に加え、WAV(44.1kHz/16bit)形式にも対応する。4種類(ROCK、JAZZ、POP、USER)のサウンドイコライザー機能と、アーティスト名、アルバム名、楽曲名の表示機能も備える。音楽ファイルは、専用のソフトなしでドラッグ&ドロップで転送できる。

 本体サイズは38×94.8×11ミリ(幅×奥行き×厚さ)、重さは46グラム。カラーはV-72がホワイト、レッド、バイオレットの3色、V-62がシルバー、ピンクの2色を用意。「女性ユーザーを意識し、ビジネスシーンだけでなく、語学学習や趣味のシーンでも使える多彩なカラーを用意した」(オリンパスイメージング)

photo V-22

 またエントリーモデルの「V-22」(1Gバイト)も同日発売。V-22はWMA形式で記録し、最高音質モードの最大録音時間は約17時間20分。ステレオ録音にも対応し、最高音質モードで、50〜1万9000Hzの広範囲な周波数帯域の録音を実現した。音程を変えずに再生スピードを変える早聞き機能の最高速度が、従来機種である「V13」の1.5倍から2倍にアップした。

 V-72、V-62と同様、必要なボタンを前面に集中して配置し、「録音」「停止」「リスト」の3つのボタンをディスプレイ近くに備えた。ディスプレイにはこれまでできなかった漢字や録音データのリストの表示も可能になった。このほか、文章・画像データなど音声以外のファイルも保存でき、USBメモリとして使用できる。本体内充電機能はない。

 本体サイズは38×94.8×11ミリ、重さは46グラム。対応OSはWindows 2000/XP/Vista、Mac OS X 10.2.8〜10.5。価格はオープンで、実勢価格は8000円前後。

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