エスケイピーの「マウスパッドメモ」はシンプルなメモパッドながら、すべり止め付きの手前とじタイプで、マウスパッドとしても利用しやすいようデザインされている。
電話中、メモを取ろうと思ったら近くにメモ帳もノートも見当たらない。とっさに目に付いた紙の裏側に書き込んだが、いざメモした内容を見直そうと思ったときには、どの紙に書いたか忘れてしまっている――こんな思いをしたことがあるのは、筆者だけではあるまい。
エスケイピーが販売している「マウスパッドメモ」は、そんなときに便利な製品だ。一見ただのマウスパッドだが、よく見ると素材は紙で、20枚つづりのメモ帳になっている。「いつでも机の上に置いてあるマウスパッドなら、とっさのときに見当たらないということはない」(エスケイピー)というわけだ。
中には、「普通のメモ帳でもマウスパッド代わりになるし、わざわざこの製品を使わなくてもいいのでは?」と考える人もいるかもしれない。だが、マウスパッドメモはシンプルながら、マウスパッドとして必要十分な機能(というと少し大げさだが)を備えている。
まず、サイズがある程度大きめで、厚みがそれほどない必要がある。マウスパッドメモは150×183ミリのサイズで、厚みは約5ミリ程度。メモを書くスペースには方眼や数字などの模様が薄く印刷してあり、光学式でもボール式のマウスでも問題なく使える。光学式マウスは無地のパッドの上ではうまく使えないこともあるので、これはマウスパッドとしては必須条件だろう。
裏にすべり止めが付いている点も重要だ。通常のメモ帳をマウスパッド代わりにする場合には、メモ帳がすべってイライラすることも多いかもしれない。
メモの粘着部分が、奥ではなく手前とじになっている点も気がきいている。通常のメモのように手前からめくるタイプだと、マウスを動かしたときに紙がめくれていちいち面倒な思いをすることになるからだ。
マウスパッドメモは主に企業のノベルティグッズ用に販売しているが、もともとシンプルな製品なので、気になる人は手ごろなメモ帳を使って自作してみるのもいいだろう。
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