芯の太さは鉛筆――なのにシャープペンシルな「シャーピッツ」ギフト・ショー秋2009

「シャープペンの使いやすさと鉛筆の書き味がひとつになった」という触れ込みのペン「SharPits」(シャーピッツ)。鉛筆と同じく軸径が8ミリ、太さ2ミリの芯を使用しており、シャープペンと同じくノックして芯を繰り出す仕組みだ。

» 2009年09月08日 22時32分 公開
[杉本吏,Business Media 誠]

 「シャープペンの使いやすさと鉛筆の書き味がひとつになった」という触れ込みのペン「SharPits」(シャーピッツ)。「東京インターナショナル・ギフト・ショー2009秋」のサンスター文具のブースでは、この鉛筆のようなシャープペンを展示していた。

 これまでも鉛筆のような形状のシャープペンは販売されていたが、シャーピッツは鉛筆と同じく軸径が8ミリ、太さ2ミリの芯を使用する。シャープペンと同じくノックして芯を繰り出す仕組みだ。鉛筆と比べて残芯が少なく、いわゆるロケット鉛筆のように芯をたびたび交換する手間もかからない。


 もともとは「筆圧が弱く、芯の細いシャープペンでは書きづらい人向けにB芯と2B芯を入れた製品を販売していた」(サンスター文具)が、先日から新たにHB芯のタイプも加わった。ギフト・ショーの会場では、訪れた人がシャーピッツを手に取り「赤鉛筆の芯が使えるタイプはないの? 学生の答案の採点に使いたいんだけど」という要望もあったという。「HBも、もともとユーザーからのニーズがあって製品化した。赤鉛筆タイプも検討したい」(会場の説明員)

 サイズは142×8ミリで、カラーはブラック/ネイビーブルー/ホワイト/ピンク/ライトグリーンの5種類。価格は1本280円で、替え芯(3本入りで105円)や専用の芯削り機(210円)も販売している。

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