是非理解してほしいのは、「豊かさ」は選択するものということだ。経済の状態の如何に関わらず、豊かさは私たちの選ぶことのできる一つの選択肢である、と私は確信している。決して裕福な人々だけの特権ではないのだ。
人の一生は、自分が貯め込むものよりも、他者に与えるもので測られる。
――ウェイン・ダイアー博士(『THE POWER OF INTENTION』の著者)
「豊かさ」とは、全員にとって十分な量があるということだ。その逆は「欠乏」で、一人分しかなく、誰かがそれを得れば、他の人は手にすることができない状態である。競技スポーツや相対評価などは、この欠乏が現に存在するかもしれない。しかし、愛、成功、活力、結果、信頼といった人生の重要な要素の大半については、豊かさが現実であるばかりか、豊かであることがさらなる増加を促進し、生み出している。
ここで是非理解してほしいのは、「豊かさ」は選択するものということだ。経済の状態の如何に関わらず、豊かさは私たちの選ぶことのできる一つの選択肢である、と私は確信している。決して裕福な人々だけの特権ではないのだ。裕福であっても心がひどく貧しい人や、経済的に恵まれていなくても豊かな心を持っている人はいるのである。
(『スピード・オブ・トラスト』132〜133ページより抜粋)
開催概要 | |
---|---|
日程 | 1.11月5日(木)〜11月6日(金) 2.2010年2月18日(木)〜2月19日(金) |
時間 | 9時〜17時(2日間とも) |
料金 | 10万1850円 |
会場 | フランクリン・コヴィー・ジャパン セミナールーム(東京都千代田区麹町) |
「どんな状況であれ、信頼ほど即効性が期待できるものはないと断言できる。そして、世間の思い込みに反し、信頼は自分でなんとかできるものなのだ」――。
『7つの習慣』で著名なコヴィー博士の息子、スティーブン・M・R・コヴィーが、ビジネスにおける“信頼の力”を体系化したのが本書『スピード・オブ・トラスト』。
企業の不祥事や社内の権力争い、人間関係の崩壊などが問題視される昨今、新しいリーダーに求められる能力とは何なのか。私たちが行うあらゆる活動の質に働きかける信頼の力を、本書中の“名言”を抜粋しながら解説します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.