デビッド・アレン直伝、GTDのためのタスク仕分けリスト3分LifeHacking

デビッド・アレン氏のニュースレターで、タスク仕分けのためのチェックリストが紹介されています。タスクの位置づけや性質に応じて、「仕分けボックス」を作り、整理しましょう。

» 2010年03月26日 08時26分 公開
[Kevin Purdy(訳:松岡由希子),ライフハッカー[日本版]]
ライフハッカー[日本版]
デビッド・アレン氏(写真は2008年の来日時に撮影)

 GTDは、生産性向上の手法として広く活用されていますね。しかし、タスクを単に羅列するだけでは、どれをどのように扱えばいいのかが、よくわかりません。挙句の果てに、手付かずのタスクの山になるだけなんてことも……。そこで、GTDの父であるデビッド・アレン氏直伝の、タスク仕分け術をご紹介しましょう。

 デビッド・アレン氏のニュースレターで紹介されている、タスク仕分けのためのチェックリストは以下のとおりです。タスクの位置づけや性質に応じて、「仕分けボックス」を作り、整理しましょう。


  • 必要ないし、やりたくない=「ごみ箱」
  • その意義をもう少し考えるべき=「保留」
  • もう少し情報が必要=「参照」
  • これを使う=「ツール」
  • 見てみたい=「デコレーション」
  • もう少し進めば、選択肢のひとつになるかも=「次のアクション用リマインダー」
  • 短期的な成果を振り返るべき=「プロジェクトリスト」(週次レビュー要)
  • プロジェクトをやる上で必要なもの=「サポートアイテム」
  • 将来、やってみたいかも=「いつか/たぶん」
  • ある前提条件をクリアしたら、やってみたいかも=「予定」(レビュー日を事前に定めておく)
  • より大きな成果を出したい=「ビジョン・目標」(より長い期間をおいて成果をレビュー)
  • 自分が気になることで、ほかの人がやること=「待機」(最低でも週次でレビュー)
  • 繰り返しの作業のとき考えるべきこと=「要チェック」

 このような仕分け法を参考に、自分仕様のオリジナルな仕分け基準を作り、これに従って日々のタスクを整理する習慣をつけると、玉石混交のToDoリストで「いったい何から手をつけていいのか分からない……」とパニックに陥ることも減り、GTDに役立つことでしょう。ぜひお試しを。

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