本のページを開いたまま固定する便利グッズ総まとめ3分LifeHacking(1/2 ページ)

本のページを開いたまま別の作業を行おうとすると、ずっと手で押さえていなくてはならず、なにかと大変。クリップ型からスタンド型、さらにちょっと変わった方法まで、本のページを開いたまま固定できる便利グッズを紹介しよう。

» 2010年06月07日 11時02分 公開
[kizukiBusiness Media 誠]

 近ごろ話題のiPadやKindleなどの電子書籍の特徴の1つに、手を離してもページが閉じてしまわない、というのがある。リアルな本だと手を離した途端ページがぱたんと閉じてしまうのが常だが、電子書籍の場合、端末に触れない限りは表示内容が書き換わることがないので、本を参照しながら別の作業をするのも簡単だ。紙の本にはない隠れたメリットだと言えるだろう。

 もっとも紙の本であっても、さまざまなグッズを使うことでページを開いたままの状態をキープすることは可能だ。今回は本連載でこれまでに紹介してきた、本のページを開いたまま固定できる便利グッズの総まとめをお届けしよう。

本の両側から挟む、おもりつきのクリップ「ブックストッパー」

 まずは定番アイテム「ブックストッパー」。本の両端を挟んで固定するクリップ状の商品だ。挟む部分の幅が1センチほどしかないため、ページに印刷されている内容が隠れにくいのがメリット。ただしその分、下記の「BookClip」に比べると衝撃で外れやすい。


本の両側を挟み込んで、開いたままの状態を固定する。ちょっとしたメモを立てるのにも使える

ページが外れにくい幅広のクリップ「BookClip」

 ブックストッパーとほぼ同じ仕組みでありながら、さらにクリップらしい外観を持つのが「BookClip」。挟む部分の幅が約12センチ程度と広いのでがっちりと固定でき、衝撃に強い。重量もそこそこあるので、反発力の強い本にもおすすめ。


クリップ本体内におもりが内蔵されている。使わないときは机のへりに挟んでおける

本を立ててページを固定できるデータホルダー「EDH-004」

 一般にデータホルダーと呼ばれる製品の中には、本を開いたまま立てられるタイプも多い。「EDH-004」は、ゴム製の滑り止めがついた左右2つのレバーで、開いたページをしっかりと固定してくれる。PCのディスプレイの横に並べて設置するのにおすすめ。


滑り止め付のレバーでかなりしっかりとページを固定できる。本を開いた幅がレバーの間隔より狭い新書や文庫には向かない

辞書や百科事典など厚みのある本の固定に向いた「書見台」

 セキセイの「書見台」は、最大4センチまでの厚みまで対応し、辞書や百科事典といった厚みのある本の固定に向いたブックスタンドだ。最大31センチまで伸ばせるクリップを本体上部に装備しており、データホルダーとしても使用可能。


いかにもデータホルダーという外観だが、厚さ4センチまで挟めるクリップは辞書や百科事典を立てかけるのにぴったり

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