デスクの下のデッドスペースにバッグを収納できるユニークなワゴン3分LifeHacking

オフィスで邪魔になりがちなバッグを、デスクの下のデッドスペースにうまく収納するためのワゴンを紹介しよう。

» 2010年10月13日 08時30分 公開
[kizuki,Business Media 誠]
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デスクの下。ヒザの前方にあたるスペースは、一般的にがらあきになっていることが多い
シグマA・P・Oの「足元収納ワゴン」。天板が存在せず、かわりにバッグを入れるための布製のポケットがついている
横から見たところ。独特の形状だ。バッグは側面から入れることもできる

 オフィスの自分の席で、なにかと邪魔になるのがバッグだ。通勤用のバッグのほか、外回りの際に持ち歩くバッグがつねにデスクの下を占有し、足を伸ばせない状態になっている人も少なくないことだろう。会社によっては更衣室のロッカーに置ける場合もあるだろうが、特に外回り用のバッグについては、なかなかそうもいかないのではないだろうか。

 実はデスクの下には、デッドスペースとなっている空間がある。それは「着座した際のヒザ前方」だ。奥行きが70センチある机であれば、ふつうに椅子に座った際、ヒザ前方の空間はぽっかり空いた状態になっている。デスクの種類によっては足元に棚が設置されていて、ファイルなどを収納している場合もあるが、そうでない場合はけっこうな広さのデッドスペースとなっていることが多い。

 このスペースを利用してバッグを置くためのワゴンが、シグマA・P・Oの「足元収納ワゴン」だ。この製品はふつうのワゴンにある天板が存在せず、かわりに布製のポケットがついたユニークな構造をしている。これをデスクの下に収納することで、ヒザ前方のデッドスペースに、バッグを収納できてしまうのである。

 キャスターがついているので、バッグを出し入れする際にはワゴン本体ごと前方に引き出せるほか、横からの出し入れにも対応する。また下段にはフットレストが付属しているのでふだんは足を置けるほか、プレートを持ち上げればサンダルも収納できるという、まさにオフィス対応の仕様となっている。サンダル収納スペースのせいで床からやや高さがあるのは良し悪しといったところだが、デッドスペースを徹底的に活用してデスクの下を整頓してしまおうというコンセプトは、なかなかよくできていると感じる。

 実売およそ8000円と個人で買うにはやや高価な感はあるが、メーカー直販サイトではまれにアウトレット品が5000円を切る価格で販売されていることもある。SOHOを中心とした狭い事務所に導入するのであれば、荷物置きのロッカーの代替としてもってこいだ。足元のバッグが邪魔で足を伸ばせずに困っている人は、フットレストとしても使える本製品を、試してみてはいかがだろうか。


バッグを入れたところ。右は付属のフットレスト。ふだんは足を乗せられる

ふだん履いている靴をフットレストの下に入れ、社内ではサンダルを履く、といった利用スタイルにも対応。右は実際にデスク下にセットしたところ。一般的なデスクよりやや低くなっているのですっぽりと収まる。引き出しなどに干渉しないよう、購入前に高さをよくチェックしたいところ

本日のレシピ
製品名 実売価格 発売元
PUX-C480WH 7980円 シグマA・P・O

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