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» 2011年08月31日 17時00分 公開

ソーシャルメディア別ワンランク上の活用法ソーシャルブランディングの時代(5/8 ページ)

[大元隆志,Business Media 誠]

ワンランク上のFacebook活用――Facebookの魅力は何か?

 「6億人のユーザーを持つ世界最大のSNS」。Facebookを紹介する記事の見出しは、決まってそのユーザー数の多さが魅力だと伝えています。確かに、広告市場や販売チャネルの開拓手段として見た場合には、世界最大の会員数は大いに魅力的に映るでしょう。しかし、一個人の立場で見た時の魅力は、別の所にあると私は考えています(もちろん個人の視点でも、世界中の人達とつながることができるのは大きな魅力ではありますが)。

 個人が利用するという視点でのFacebookの魅力は「透明な世界であらゆるコミュニケーションを可能にする」という点にあると私は考えています。「コミュニケーションプラットフォーム」、そう呼ぶのがぴったりだと思えるほど、Facebookにはオンライン上で実現可能なあらゆるコミュニケーション手段が提供されています。

 こういったさまざまなコミュニケーション手段を利用しながら、インターネット上に作られた「実名の世界」の上に、リアルの世界を持ち込めることが、個人利用におけるFacebookの最大の魅力ではないでしょうか。

ブランディング視点でのFacebookの利点

(1)世界最大のSNS

 語り尽くされた感がありますが、世界で6億人のユーザーが存在することはFacebookの大きな魅力です。世界の文化や思考の違いに触れることのできる場でもあり、まさに「世界をFacebookに詰め込んだ」と言えるでしょう。

 Facebookでブランディングを実践するということは、世界に向かってブランディングすることを意味します。

(2)人脈をより深めることができる

 Twitterでは多くの人と手軽につながることができますが、そのつながりは弱いものです。Facebookではさまざまなコミュニケーション手段を活用して、つながりをより深めることが可能です。

(3)個人でも出稿可能な広告

 Facebookには平均月額5000円前後で、個人でも簡単に広告を出すことが可能です。期間を細かく指定することもできるので、数日間の限定広告であれば、さらに安く出稿することができます。また、年齢や地域などを細かく指定し、ターゲット層を選定した上で出稿するという高度な広告配信が行えます。そうした高度な広告機能を、広告代理店に頼んだり複雑な手続きを経たりしなくても実現可能です。

Facebookの2つの側面

 Facebookには「SNSとしてのFacebook」と「Facebookページ」という2つの側面があります。

 SNSとしてのFacebookの機能は、アカウントを申請してすぐに利用可能になります。そこで行う友達申請や友達承認には、現実社会でもつながりのある人を選ぶことをFacebookも推奨しています。

 Facebookで友達になるためには「承認」が必要です。しかし、Facebookは全世界6億人とつながることもできる魅力的なプラットフォームでもあります。そういった、まだ会ったことのない大勢のインターネット上の人達と、手軽に交流するための機能として、Facebookページが提供されています。誰かの「ファン」になるには、Facebookページ上の「いいね!」ボタンを押すだけでよく、承認は不要です。

 現実の友達と密な交流をするSNSとしてのFacebookと、Twitterのように承認不要で、インターネット上のファンとどんどんつながっていくFacebookページ。Facebookには2つの側面があることを理解しておきましょう。

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