集中力は誰にでも身に付けられる技術です。ですが、いきなり集中力を高めろといわれてもうまくいきません。まずはハードルを下げ、集中しやすい環境を作りだすことがポイントです。
前回「常に目標達成できる“集中スパイラル”はどうやったら身に着く?」で、集中力を高めるための「5Sメソッド」の話をしました。
シンプルな(Simple)、小さい(Small)、1つだけの(Single)タスクを短時間(Short)、楽しみながら(Smile)やる。この5つのSに注意しながら作業環境を作れば、誰でも比較的スムーズに集中力を発揮して仕事に没頭できるはずです。
集中力は誰にでも身に付けられる技術です。ですが、いきなり集中力を高めろといわれてもうまくいきません。まずはハードルを下げ、集中しやすい環境を作りだすことがポイントです(詳しくは前回の記事を参照)。
今回はこうした集中力を発揮し続けるために、普段から身に付けておきたい習慣についてお話したいと思います。中でも一番重要なのは「リズム」です!
音楽でいえば1つの曲の中でも、イントロ、導入部、サビなどの大きな流れがあり、さらに細かく分ければ1つ1つの小節は同じリズムで刻まれています。集中力のリズムを作るとは、集中できる最小単位の小節を決めることです。
例えば1日8時間の労働時間をずっと集中しようと思わず、自分にとって集中しやすい細かい時間に分け、それを繰り返します。何度も繰り返すためには、自分にとって心地よい時間の単位を知ることです。
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