初めての人でもできる「青色申告」――ツカエル青色申告+確定申告14編消費税8%時代の確定申告(3/10 ページ)

» 2014年02月17日 18時00分 公開
[奥川浩彦, 監修:木村税務会計事務所 税理士 木村聡子,Business Media 誠]

経費を複式簿記で記帳してみよう

 初期設定が完了したら記帳を開始しよう。複式簿記による記帳をしなければならないので、簿記の知識がない人でも記帳できるかが重要となる。そのための機能として「かんたん取引帳」が用意されている。

ツカエル青色申告 ナビゲーションバーの「日常」をクリックして「かんたん取引帳」から記帳を始めよう
ツカエル青色申告 売り上げやその回収のときは「売上」、仕入れのときは「仕入」、ここでは「経費」をクリック
ツカエル青色申告 「管理費用」に表示される取引の例から「消耗品を現金で購入した」をクリック
ツカエル青色申告 日付、金額、摘要を入力
ツカエル青色申告 消耗品の購入が記帳された
ツカエル青色申告 「日常」の「仕訳日記帳」を開いてみよう
ツカエル青色申告 借方(左側)に消耗品費、貸方(右側)に現金と複式簿記で記帳された。複式簿記を知らなくてもソフトがカバーしてくれる
ツカエル青色申告 次は電気代が口座引き落としされた場合の記帳。「公共料金」から「電気料金が普通口座から引き落とされた」を選択
ツカエル青色申告 日付と金額に加え、補助科目として登録済みの「電気代」を選択。銀行口座も選択する
ツカエル青色申告 これも仕訳日記帳で確認してみよう。「戻る」の右側のタブバーにこれまで作業した「科目設定」「かんたん取引帳」「仕訳日記帳」は履歴表示されているので、ナビゲーションバーを経由することなく「仕訳日記帳」に移動可能だ。電気代は借方(左側)に水道光熱費の電気代、貸方(右側)に普通預金の五菱東京UFO銀行と複式簿記で記帳された。「かんたん取引帳」に戻るときもタブバーですぐに戻ることができる
インフレ時代の確定申告

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ