必勝パターンを決め、8つのモチベーションスイッチでエネルギー消費を防ぐ「やめる」習慣(2/3 ページ)

» 2014年03月05日 11時00分 公開
[古川武士,Business Media 誠]

スイッチ1 魔法の言葉

内容:モチベーションが上がる魔法の言葉を自分に投げかける


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ポイント1 魔法の言葉を探す

挫折しそうな自分に投げかける魔法の言葉を考えましょう(名言、骨太の理由、やる気の出るひと言など)。

ポイント2 唱える、書く

魔法の言葉は自分に投げかけて初めてモチベーションになります。

朝から声に出しても、暗唱してもいいですし、紙に書いて見えるところに貼っておくことも効果的でしょう。

事例1 食べ過ぎ

「10キロやせてEXILEボディになる!」と朝から10回唱える。

事例2 夜更かし

「習慣は第22の天性」(キケロ)、「人は習慣によって作られる。優れた結果は一時的な行動ではなく、習慣から生まれる」(アリストテレス)を手帳に貼って通勤時に見る。

スイッチ2 習慣ドリーム

内容:悪い習慣をやめたあとの夢を描く


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ポイント1 最高の理想の状態を描く

理想の状態を描くことでモチベーションが上がります。悪い習慣をやめ続けることで手に入る発展的な理想像を想像してください。

ポイント2 よい習慣を計画する

食べ過ぎ、夜更かし、ダラダラ生活などは悪い習慣ですが、あくまでマイナスがゼロに戻るだけです。理想に近づくためのよい習慣を考えることで、現在が通過点に過ぎないと感じることができます。

事例1 夜更かし

朝2時間早く出社することで、月の残業時間を40時間短縮し、働きながらビジネススクールに通い、外資系コンサルティング会社に転職する。

事例2 ムダ遣い

ムダ遣いをやめ、お金を貯めて都内のデザイナーズマンションを購入する。

スイッチ3 徹底ルーチン

内容:行動メニューを具体的に決め、機械的にこなす


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ポイント1 徹底的に具体化する

理想の1日のスケジュールを作ったり、朝や夜のルーチン行動を決めたり、朝昼晩のメニューを固定したり、迷う余地をなくすことで、少ないモチベーションで続けることができます。

ポイント2 見える化する

具体化したメニューやスケジュールは、紙に書いて見える化して目につくようにすると効果的です。

事例1 食べ過ぎ

朝400キロカロリー、昼800キロカロリー、夜500キロカロリー。さらにメニューを1週間分考える。お弁当などはカロリー調査しておく。

事例2 ダラダラ生活

朝から夜までの理想のスケジュールを作る。

スイッチ4 タイマー効果

内容:タイマーを使って制限時間内に最大限集中する


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ポイント1 スマホではなくタイマーを買う

スマホのタイマーではなく、大きなデジタルのカウントダウンタイマーを買うことをお勧めします。

ポイント2 時間内は集中する

時間内は他のことを一切考えず、徹底して今に集中すること、楽しむことがカウントダウンの効果です。

事例1 先延ばし

気が重たくなるような仕事は、タイマーを5分だけセットして着手する。

事例2 ネットサーフィン

ネットは30分と決めてタイマーをスタートする。その時間は徹底して楽しむが、時間が過ぎたら容赦なくやめる。

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