胸の内に自然とわきあがった「感情の波」は、心に留めておくよりも、流れに任せて一気に放出させたほうがいい。わき上がる喜怒哀楽の感情をとことん味わい尽くすと、心はスッキリします。
誰にでも、苦手な人はいます。好むと好まざるにかかわらず、部下は上司を、上司は部下を選べないし、取引先の人ともいい人間関係を築かなければなりません。逆風はやがて順風に。あせらずに逆境を受け入れてみよう。
人は自分のことに精一杯で、他人のことをいちいち評価するほど暇ではありません。だから、他人の目を気にしてあせる必要はありません。他人の気持ちを想像して行動することが大事なのです。
自分をランク付けせず、短所も長所として発信する。自分を本当に理解し、愛してあげられるのは自分だけです。
「私にはできません」の一辺倒ではなく、「私ならできます」と言える人になろう。
誰しも夢はあるものです。あなたが夢をかなえたいと思うなら、「いつか」ではなく、達成するまでの期限を具体的に決めることが大事です。
忙しくて余裕がない人は、段取りを考えずに行き当たりばったりの仕事をしていることが多いです。余裕を持ったスケジュールを組み、時間があいたときにできる仕事をリストアップしておけば、「何をしようか」と迷うことはありません。
誰でもやりたくないと思うことは先延ばしにしてしまいがちです。しかし、いくら時間をおいても、やりたくないことが急にやりたいことに変わったり、苦手が得意になることはありません。先に済ませて気をラクにしましょう。
どんな小さなことでも、失敗したと分かったら隠さずに白状することです。隠そうとすればするほど気持ちも行動もあせってしまいます。失敗を受け止め、報告することであせりは消えるのです。
体を動かすことは眠ることと同様、脳にとっては非常にいい「疲労回復法」になります。煮詰まってあせってしまったときの対処法として、とても効果的です。
人は、眠らなくては生きていけない動物です。大量のエネルギーを消費する脳の元気を保つために睡眠は必要です。働かせても成果が出ない脳には、あせらずにお休みをあげましょう。
自分にないものを欲しがり、別の人生を夢見る。そういうことは誰にでもあります。しかし、ないものねだりの思考を続ける限り、恵まれない自分からは解放されません。自分にあるものでできることを考えれば、あせらなくてすむのです。
大事なのは「結果を出す」ことではなく、そのために何ができるかを考え、行動することです。何もしないうちから、あるいは何の手も打たずに、結果だけをあせって心配するのは無意味だと心得ましょう。
誰でも将来は不安です。見えない将来におびえる人は、簡単に頭から不安要素を追い出すことはできないでしょう。そんなときは、不安要素を1つずつ排除していくことをおススメします。
遅刻する人のほとんどは常習犯です。まわりからも「時間にルーズなヤツ」とレッテルを貼られています。大切なのは「時間は貴重である」ということを再認識し、遅刻する原因を知りそれを改めることです。