財布は所有者の片づけ習慣の縮図です。財布がパンパンにふくれている人は、デスク周りや部屋の中も同じ状態であることが多いのです。片づけられないという人は、まずは財布の中身の整理整頓から取り組んでみましょう。
片づけが苦手な人に対しては「モノが溢れるまでのプロセスを紙に書き出してください」とお願いしています。こうすることで、無意識の行動が意識できて原因もつかめるからです。
ゴミゴミとした繁華街のような雰囲気のデスクではなく、機能していないアイテムを見直して「散らかせない雰囲気」に満ちた環境に変えていきましょう。
片付けを継続するには2つのコツがあります。片付けを行う時刻を決めてリズムをつくり、完了の状態を明確にして達成感を得られれば、それが習慣化していきます。
片付けが苦手な人は、無意識に行っている自身の習慣に気付くことが大切です。資料を適当に積み重ねるのが習慣になっていたらすぐにファイリングするなど、真逆の行動を続けてみましょう。
「片付け」だけに焦点を当てると一過性の行事になってしまいます。仕事の生産性を上げるためにも、先の目的や意義を意識することが必要不可欠です。
片付けは、「まずモノを減らしてから」といいますが、減らしたにもかかわらず問題が解決しないときもあります。そんな場合に役立つ“整頓の正しいコツ”を伝授します。
デスク周りのかたづけは、いるモノといらないモノに分け、いらないモノを手放すことが基本。とはいえ、いざ書類やモノを前にすると、「まだ使えるな……」と迷ってしまうことも。そんなときは「使うか、使わないか」で考えてみましょう。