能率手帳のJMAMが手帳活用のノウハウ本 オリラジ中田さんらの手帳も公開
日本能率協会マネジメントセンターは、9月22日に手帳の選び方や著名人の手帳活用法を掲載した書籍『手帳活用パーフェクトBOOK』を発売する。価格は1365円。
日本能率協会マネジメントセンター(以下、JMAM)は、9月22日に手帳の選び方や著名人の手帳活用法を掲載したノウハウ本『手帳活用パーフェクトBOOK』を発売する。価格は1365円。
ビジネス手帳「能率手帳」などを手掛けるJMAMが、60年以上にわたる手帳の製造販売の経験ノウハウを1冊の書籍に集約した。書籍では、「手帳に何を書いていいのか分からない」「手帳って、どう選べばいいの?」といった素朴な疑問から、仕事の目標管理やマネー管理、就活、ダイエットなど、目的に合わせた手帳の活用法を紹介している。
内容は大きく「準備編」「基本編」「応用編」で構成している。準備編では、手帳を選ぶ前の段階として「なぜ手帳を使うのか、目的をはっきりする」など、意識付けを促す内容を掲載。加えて、手帳を選ぶポイントを仕様やサイズ、レイアウト、表紙デザインなど、項目別に解説している。
基本編では、スケジュールの記入方法や手帳と一緒に使える筆記具や修正グッズなどの文具を紹介。手帳のメンテナンス方法など、なかなか一般では知らない内容も盛り込まれている。応用編では、昨今のスマートフォンブームなどにも触れながら、アナログツールである手帳とデジタルツールとの使い分け、併用方法などを取り上げている。その他、目的別の活用法なども掲載しているので、自分が何のために手帳を使い、その際にどういった手順で記入していけばいいのかがトータルで分かる内容となっている。
著名人の手帳活用法も見どころの1つだ。2010年の本屋大賞『天地明察』の作家・冲方丁さんや、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦さん、戦場カメラマン・渡部陽一さん、元テニスプレーヤー・杉山愛さんらが普段使っている手帳の中身を掲載している。これまであまりメディアで公開してこなかった手帳の中身が見られるので、参考にしてみてはいかがだろうか。
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