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インタビュー

達人に聞いた――どう違う? 日本と海外の名刺事情仕事をしたら“世界の名刺”が見えてきた(前編)(6/6 ページ)

頭をペコペコ下げて「どーも、どーも」と言いながら、名刺交換をする。日本では当たり前のシーンだが、外国ではどのように名刺を使っているのだろうか。そんな疑問を感じたので、“達人”に世界の名刺事情をうかがった。

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富岡:米国でも名刺交換はしていて、昔よりも利用する人が増えてきているのではないでしょうか。でも日本とはちょっと事情が違うんですよ。例えば、打ち合わせの際、相手側が10人出てくると、日本では全員に名刺を渡しますよね。でも米国では、全員に渡しません。彼らはキーになる人にしか交換しないんですよ。

土肥:へー。でもちょっと寂しいですねえ。「オレ、名刺もらえなかった……。キーになる人と思われていないんだ」といった感じで(笑)。

富岡:ただ最近は、ちょっと変化が出てきました。米国人が日本に出張する際、たくさんの名刺を持参して、会う人、会う人、全員に渡す人が増えてきましたね。また自分の名前も英語ではなく、カタカナで書いている人が増えてきました。

土肥:それは興味深いですね。日本の名刺文化が世界に広がっている感じがして。では次に、日本には名刺がいつごろやって来たのか。そんな話を聞かせていただけますか?

富岡:分かりました。

つづく

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