私の人生を変えた「朝1時間勉強法」:朝1時間勉強法(2/2 ページ)
気象予報士、税理士、中小企業診断士――。合格率10%以下の難関資格といわれている資格に合格できた「朝」「短時間で集中する」習慣を身に付けられた方法とは?
「朝の時間」を変えれば、人生も変わる
私は、資格試験合格のための勉強で1番大切なのは、過去問(過去に出題された問題)を繰り返し解くことだと考えています。過去問を解くことでその試験の難易度が分かります。さらに、どのくらいのスピードで解けばいいのか、どんなことを勉強しなければならないのかも体で覚えられます。
過去問を集中して解き、知識を効率よく得るために、私は「朝の1時間」を有効活用してきました。また朝の時間を積極的に活用する習慣が付いたことで、
「仕事を早く終える習慣が付いて、残業をしなくなった」
「プライベートや趣味の時間が増えた」
「毎朝スッキリ目覚められて、1日が充実する」
というプラスの作用がありました。こうした勉強法を試行錯誤しながらも手に入れたので、苦しんでいるあなたにどうしてもお教えしたいと思い、この文章を書いています。
今は苦しいかもしれません。仕事が忙しいかもしれません。しかし、忙しくても合格している人はたくさんいます。本連載を読み終え、「朝1時間勉強法」をマスターしたあなたは、
「どんな資格試験でも合格できる」
「朝の時間を有効活用する習慣が付き、仕事の成果もアップする」
「早寝早起きの習慣が身に付き、プライベートも充実する」
ようになり、その後の人生は劇的に変わります。最初から少し壮大な感じになってしまいましたが、楽に考えてください。確かにあなたの前には「資格試験」「日々の忙しい仕事」「勉強時間の確保」という大きな壁が立ちはだかっていますが、その壁は工夫次第で必ず突破できます。
そのためにはある程度楽に考え、楽しみながらやる必要もあるのです。本連載の基となった書籍『朝1時間勉強法』ではそうした方法も紹介しています。では、次回から始めていきましょう。
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