朝1時間をうまく使い、資格を取る「3つのメリット」:朝1時間勉強法(2/2 ページ)
「資格なんて使えない」という人がいます。しかし経験者である筆者ははっきり語ります。「資格を取ること」には、3つの大きな意味があるのです。
知識を効率よく確実に身に付ける
2つ目は、資格を取ることや資格勉強をすることで、「知識」を効率よく、しかも確実に身に付けられるということです。「知識」は目に見えないため、あまり重要視されませんが、「知識」があることはとても貴重なことです。弁護士のように、法律の知識を提供することで、知識をお金に換えることもできます。
その「知識」を得るために一番手っとり早いのは、「その知識に関係する資格試験を受けること」だと私は思います。資格試験には、受験日という「リミット」があるため、そのリミットまでにしっかり勉強しなくてはなりません。また、資格試験に合格するために勉強するということは、得たい「知識」を、体系立てて勉強することになります。
私も得たい知識があるときは、資格試験を受けるようにしています。天気や気象について知りたかったから「気象予報士」の試験を受けましたし、確定拠出年金について、仕事でかかわりがあるにもかかわらずよく分からなかったときも、「DCプランナー」という資格試験を受けました。
リミットを意識するくせが付く
最後の3つ目の意味は、資格試験を受けることにより、「計画を立ててしっかりと期限までに実行する」という力が養われることです。資格試験の合格を目指すにあたり、とても重要なのは「計画を立て、それを確実に実行していく」ことです。これは、仕事においても同じです。仕事には「リミット」と「合格点」があります。
リミットまでに合格点に達した仕事を終わらせるために、資格試験で培った「計画→実行」の力が大いに役立ってきます。資格試験にチャレンジすることには、こういった大きな意味があるのです。ぜひすぐにでも、資格試験へのチャレンジを開始しましょう!
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