「二度寝」より「昼寝」をしよう:朝1時間勉強法(2/2 ページ)
二度寝は、「寝られる時間」を強く意識できず、結果的に起きられないことも多いのです。二度寝をするくらいだったら、がんばって起きて活動し、お昼過ぎに昼寝をしましょう。
会社の始業時間を1時間早めてみよう
「早起きをして勉強をしよう!」と心に決めたとしても、それをずっと続けるのは本当に大変です。そういった場合の対策として「朝の通勤時間を使って勉強する」方法があります。
例えば、勤めている会社の始業時刻が9時だとします。通勤に1時間かかるとして、その時間を使って勉強するわけです。ただ、東京などの大都市圏にいる人は、朝の8〜9時の通勤電車の悲惨さはお分かりだと思います。電車の中で勉強をするのは、なかなか難しいのが現実です。
そういった場合は、会社の始業時刻を勝手に8時に(心の中で)決めてしまいましょう。「8時に行かないと遅刻だ」と自分自身に言い聞かせるのです。そして7時に家を出て8時に会社に着くようにします。会社で始業の9時まで勉強をしてもいいと思いますし、会社で勉強をするのが難しい場合は、近くのカフェなどで勉強をするのもいいです。
そのように1時間前に時間をシフトすると、通勤時間にも少し余裕を持って勉強ができるというメリットもあります(8時台よりも7時台のほうが、電車なども空いています)。
私の税理士試験受験生時代には、5時30分くらいに起き、6時過ぎの電車に乗って、1時間電車内で(もちろん座って)勉強をし、その後、会社でも始業前に食堂や会議室で勉強をしていました。
家で勉強ができなくても、普通の人との時間をずらすことによって、通勤中や職場で勉強ができます。「早起きができない」「勉強する場所がない」という悩みがあっても、工夫次第で勉強時間と場所は確保できるものです。
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