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» 2005年05月27日 23時38分 公開

5分で分かる、今週のモバイル事情5月21日〜5月27日

auが夏モデルとG'zOneの最新モデルを発表、先週のドコモ901iSシリーズと合わせ、各社の夏モデルが出揃った。ボーダフォンは減収減益の決算報告を行った。

[吉岡綾乃,ITmedia]

au、夏モデル+G'zOne発表

 KDDIは5月23日、夏モデル5機種を発表した。3モデルがWIN、2モデルが1X端末で、6月中旬より順次発売される(5月23日の記事参照)

 夏モデル向けに、新サービスも開始するほか、メールの添付容量が拡大された。(5月23日の記事参照)。新サービスは、アナログチューナー内蔵端末で利用できるテレビ視聴機能「EZテレビ」、メロディを携帯電話に聴かせると曲名を検索し、アプリやEメールで結果を教えてくれる「聴かせて検索」、位置情報サービスを生かした「安心ナビ」など。安心ナビは2種類あり、基準地点や通知先などを登録しておき、基準地点に到達したり、基準地点から離れるとメッセージを送信して知らせる「安心ナビ エリア通知」と、アドレス帳に登録した相手の位置を確認できる「安心ナビ 位置確認」からなる。家族どうしで、簡単な操作で居場所を確認できる。

 26日には、1X端末「G'zOne TYPE-R」が発表された。2.2インチのQVGAとメガピクセルカメラを搭載、折りたたみ型のタフネス携帯だ(関連記事1234)。G'zOneシリーズは耐水・耐衝撃を特徴とする携帯で、2000年から2001年にかけて4機種発表されており、G'zOne TYPE-Rは4年ぶりの復活となった。

ボーダフォン決算報告

 ボーダフォンは5月24日、2005年3月期の決算を発表した(5月24日の記事参照)。前年同期比で営業収益が−11.2%、経常利益が−15.4%と減収減益の決算となっている。

 会見で、会長の津田志郎氏はボーダフォンの現状について語ったが、その内容は深刻だった(5月24日の記事参照)。2003年には30%あった純増シェアは減少、前年度比−7.6%と非常に苦しい状況にある。累計市場シェアも17.3%と、2003年以来徐々に減少している。「高ARPUユーザーが他のキャリアへ流出している上、プリペイド携帯ユーザーなど低額利用者が多い」と津田氏が述べたように、ARPUも減っている。音声ARPU、データARPUが共に減少するなか、他社に追従する形で各種割引や定額プランを導入せざるをえない現状にある。

 ボーダフォンにとって2004年の最大のテーマは3Gへの移行だったが、世界共通仕様の3G端末がユーザーに受け入れられなかったなどの理由により、なかなか移行が進んでいない。いち早く3Gへの移行を終え、2期連続で増収増益のKDDI(4月28日の記事参照)、営業収益、営業利益ともにダウンと苦しみつつも3Gへの移行期間を終えつつあるNTTドコモ(5月10日の記事参照)と、3キャリアの決算報告はそれぞれの今の立場を如実に表す結果となった。

ボーダフォン通信障害

 5月25日、ボーダフォンの3Gサービス契約者105万8500回線のうち、その大半に当たる99万3000回線に、ネットワーク障害が発生し、全国でボーダフォンライブ!が利用できなくなった(5月26日の記事参照)。26日午前3時30分に復旧したが、同26日の20時55分頃から、全国の3G携帯でボーダフォンライブ!が利用しづらい状況が再び発生、2日連続の通信障害となった。

さて、来週は?

 6月1日水曜日から3日金曜日まで、米国サンディエゴで“BREW 2005 Conference”が開かれる。BREWに関連するコンテンツプロバイダ、デベロッパー、キャリアなど各種企業が参加するカンファレンスだ。2日のキーノートには、KDDIコンテンツ・メディア事業本部長の高橋誠氏が登場する。

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